松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

風当たりの厳しいミレニアル世代 の防御策

 

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 今の若者いわゆるミレニアル世代は、色んな意味で進み過ぎているのか上司や職場の先輩達から悪評を買ったりなんとなく敬遠されるケースが多いそうです。今の社会でミレニアル世代が、尊重される為には他の人より多くの努力が必要だと感じる人も決して少なくないと思います。それでは、なぜそんなふうに悪評や敬遠されがちになるかというと、恐らくそれは、人と人との間に発生しがちな「ハラスメント」の存在が大きいと考えます。

一昔前なら部下を叱る時「バカヤロー!だから注意しろと言っただろ・・・。」僕の若手社員時代なんかは「怒られちゃった今度から気をつけよ。」で、特に気にせず終わった事でも、今は「はい、パワハラ」となります。要は、おちおち部下を叱れない事に普通以上のフラストレーションを抱えていて、それが今の若い世代を苦しめているのかもしれませんね。因みに今あるハラスメントは、こんな感じです。

  1. セクシャルハラスメント(セクハラ)
  2. セカンドハラスメント(セカハラ)
  3. パワーハラスメント(パワハラ)
  4. モラルハラスメント(モラハラ)
  5. アルコールハラスメント(アルハラ)
  6. ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)
  7. アカデミックハラスメント(アカハラ)
  8. リストラハラスメント(リスハラ)
  9. テクスチュアルハラスメント(テクハラ)
  10. キャンパスハラスメント(キャンハラ)
  11. スクールセクシャルハラスメント
  12. ドクターハラスメント(ドクハラ)
  13. カラオケハラスメント(カラハラ)
  14. スモークハラスメント(スモハラ)
  15. ブラッドタイプハラスメント(ブラハラ)
  16. テクノロジーハラスメント(テクハラ)
  17. エレクトロニックハラスメント(エレハラ)
  18. エイジハラスメント(エイハラ)
  19. シルバーハラスメント(シルハラ)
  20. マリッジハラスメント(マリハラ)
  21. ペットハラスメント
  22. スメルハラスメント(スメハラ)
  23. エアーハラスメント(エアハラ)
  24. ソーシャルハラスメント(ソーハラ)
  25. 終われハラスメント(就活終われハラスメント/オワハラ)
  26. 家事ハラスメント(カジハラ)
  27. ゼクシャルハラスメント(ゼクハラ)
  28. パーソナルハラスメント(パーハラ)
  29. マタニティハラスメント(マタハラ)
  30. ラブハラスメント(ラブハラ)
  31. レイシャルハラスメント(レイハラ)
  32. レリジャスハラスメント
  33. ヌードルハラスメント(ヌーハラ)
  34. フォトハラスメント(フォトハラ)
  35. カスタマーハラスメント(カスハラ)

どうです?驚きの数ですよね・・・。なのでこの様なハラスメントの網をかいくぐって人を指導したり教育するのは、今の上司達にとって恐らく至難の業だと思います。それに、まだまだ増えてくる可能性だってあるでしょう。そこで今回は、伸び伸びと仕事ができるように極力、叱咤を回避し敵視されないように する言動と行動について考えて見ました。 ※ハラスメントとは、嫌がらせや相手を不快にさせる行動のことです。

 

これからの時代を担うミレニアル世代とは

 そもそもミレニアル世代とは、米国で、2000年代に成人あるいは社会人になる世代のことを指します。1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいうことが多く、ベビーブーマーの子世代にあたるY世代デジタルネイティブと呼ばれる世代と重なります。インターネットが普及した環境で育った最初の世代で、情報リテラシーに優れ、自己中心的な要素もあり、他者の多様な価値観を受け入れ、仲間とのつながりを大切にする傾向があるとされている。

 

賢者耳長く舌短しの如く人の話を聞くこと

 現代の若者は、先輩達の時代に比べ人の話を真剣に聞く習慣があるのでしょうか・・・。また、SNSなどの情報ツールなど使い主張することに熱心で、互いの議論に没頭し、他者の言うことを真剣に聞く事が少なくなっているのかもしれません。しかし、人の話を聞けば、相手やそのアイデアを尊重していることを示せます。聞く習慣をつけていれば、将来必ず尊敬を勝ち取る事ができるはずです。それに聞けば聞くほど多くのことを学べ、見逃してしまうはずだった詳細情報を得られることもあるでしょう。こうした情報は、より説得力のある議論を展開したり、自身の関わる仕事でも力が発揮できるかもしれません。まさに賢者耳長くして舌短しですね。

 

チームとして力を合わせる

 一目置かれるもう一つの方法としては、チームプレーヤーとなることです。チームの一員として働けることを示せば、集団の中で協働する能力があることをアピールできます。チームをまとめ、効率性を上げる方法を見つけるのです。とにかく様々な形でチームプレイヤーとして関わり、先頭に立つこともリーダーに従うことも両方できることをみんなに示すのです。そして誰とでも働けるようにすれば、人々に尊重されるようになり、チームの成功のために最善の行動が取れる人として信頼されるのではないでしょうか・・・。

 

問題点の指摘と解決策の提示

 これからは、問題を指摘するだけではなく、セットで解決策を提示して行きましょう。問題を指摘するのはいいのですが、それからさらに一歩進み解決策を提案できるようになればベストです。もちろん一人で考えず、チームの誰かと協力して解決策を探るのもひとつの方法です。ここでのポイントは、自分で管理ができる実行可能でよりリアルな解決策を考える事です。そうすれば、リーダーシップのスキルや、仕事を遂行し他者に任せる能力も示せるはずです。

 

逃げず隠さず失敗を受け入れる

 新入社員から最高経営責任者(CEO)まで、誰もが間違いのひとつやふたつ犯すものです。これは仕事の一環であり、避けられないものです。失敗は、改善を重ねてより良い存在になるためのチャンスです。ただ、間違いを犯すことですぐに尊敬を失うことはないですが、ミスへの対処法によって尊敬を失うことは大いにありえます。ミスを冷静に受け止め隠さず、そこから学ぶという方法をとりましょう。大事なのは、自分の失敗を認めれば尊敬を得られますが、もしミスを隠せば尊敬を確実に失うでしょう。

 

最後に

 とにかく同僚や上司を尊重していなければ、上記に書いたことは、恐らく意味を成しません。誰も尊重しない人は、誰からも尊重されないからです。これは自尊心にも当てはまると思います。自分を尊重できなければ、他者が自分を尊重してくれることを期待できません・・・。いずれにしてもミレニアル世代に限らずどの世界でも同じことが言えると思います。尊敬を得るためには努力が必要だし、一度尊敬を得ても、それまでと同じ努力を続けなければその尊敬はキープできません。まさに継続は力なのです・・・。