松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

時間の使い方で差がつく様々もの

 

f:id:rjmatsumura:20181127120228j:plain

 1日24時間、これは地球上の全てのものに与えられた平等の条件です。特に時間に依存される人の場合、この時間の使い方によって人生が、大きく左右されます。それは、与えられた時間を有効的に使うのか、それとも無駄に使うのか、その2点に尽きるのです。但し、必ずしも答えがすぐ出るものばかりではありません。即効性のものもあれば、後にジワッと効いてくる遅効性のものがあります。いずれにしても時間を正しく使う事で生涯を全うする上で充実感が大きく変わって来るのです。そこで今回は、そんな時間の有効な使い方について考えて見ました。

 

ひとつの行動で膨らます合理的方法

 たとえば、出張で初めての場所に行くとき、延泊もしくは前泊して観光旅行も兼ねて行った・・・。という人もいるでしょう。もしくは通勤手段を電車から自転車に変えることで、満員電車によるストレスの軽減になり、運動不足解消という一石二鳥の効用を得ているという人もいるでしょう。このように、ひとつの行動で複数の目的が達成できれば、より合理的と言う事になります・・・。そこで、何かをする時や、どこかに行く時、もしくは誰かと会う時など、その1回の行動で追加のメリットを得る方法はないかを考えるようにするのです。

いわゆるせっかくなので、「ちょっとそこの〇〇〇〇に行ってくるけど、何か買うものある?」と言った感じですね。たとえば、外出するときなど、同じ方向・同じエリアにある施設を思い出し、複数の用事を一回で済ませられないか考えみたりしましょう。遊びや買い物に行くにしても、ただ遊びに行く・・・。ただ買い物する・・・。それで終わり、ということを極力避け、自分が何かをやることに対して、常に追加メリットが生まれるように取り組むことを意識しましょう。

 

機会損失を極力作らない

 たとえば、大手企業の会議などで各支店から社員が本社に集まって来る場合など、他部門との調整や相談事がある時は、このような日を使うのが便利です。しかし、こんな日に外出のアポイント入れてしまうと、せっかくの機会が活かせなくなります。

また週の始めなどは、朝早く出勤しメールの処理や日報など、雑務を片づけておきましょう。というのも、週の始めは上司からの指示や経営トップからの方針が発表されることもあるなど、その週の動き方を決める重要な日になるからです。なので、月曜日などは1週間の業務の組み立てができるように余裕を持っておくのです。その解決方法のひとつが、朝早く出勤する事です。メールの処理や業務日報を書く程度なので、さほど苦にならないと思います。それに朝は、仕事の能率も意外と上がりますからね・・・。

 

移動する時は1人での行動を心掛ける

 生産性を高めるには、1人になれる時間と空間が必要です。そのため、集中して取り組みたい仕事がある時、たとえば、空いている会社の会議室にこもる、朝早く出社するなどによって、他人から話しかけられたり電話がかかってきたり、集中力を阻害する原因を回避する事です。また、同じように有効な時間の使い方をするには、移動は極力1人でする事でしょう。上司や同僚と一緒に取引先へ訪問するなどの場合。誰かと一緒だと、書類やメールを読んだりするのはなかなか難しいですし、電車で1人分の空席があっても、自分だけ座るというのも抵抗があります。おまけに間が持たなければ、話したくも無い会話をしなければなりません。

なので、都合の良い時間をずらす口実を考えましょう。たとえば、「ちょっと用事があるので先に出ます」とか「ちょっと銀行に寄ってから帰ります」などと別々の行動をとるのです。もちろん、ケースバイケースですけどね。たとえば、上司と一緒に訪問先から帰る場合、商談後なら今後の動き方に対するアドバイス、プレゼン後ならそのフィードバックをもらえるなど、貴重な打ち合わせの時間になることもあるので、その場合は一緒のほうが良いでしょう。

 

約束した時間の1時間前に着いておく

 人と待ち合わせる時は、なるべく、1時間前に着いておくようにしましょう。その理由としては、まず時間ギリギリに出ると、電車が送れる、渋滞に巻き込まれるといったリスクがあります。また、あと何分後には出ないといけない・・・。と気にしながら過ごす1時間より、現地に行っての1時間のほうが、遅刻することがないので資料のチェックなども集中して見れます。それに、もし出がけに電話がかかってきて出るのが遅れてしまうと、約束の時間に間に合うかハラハラして、移動中も落ち着かずに何も手に付かなかったりもします。

 

予定はまとめるのかそれとも分散させるか

 外出はもっともこま切れの時間が発生しやすいと言えます。たとえば自宅から駅に移動する、駅で電車を待つ。電車に乗る。最寄り駅から訪問先まで移動する。そして帰りも同じく移動や待ち時間が発生するからです。もちろん、営業など外に出るのが仕事という人はやむを得ませんが、もし予定をコントロールできるなら、外出の日を特定の日にまとめてしまうのが望ましいでしょう。すると週のうちにまったく外出しなくていい日が生まれ、「今日は何時にあそこに行かないといけない」というプレッシャーもなくなり、自分の仕事に専念できます。また、逆に1日中集中し続けることはできないのだから、集中力が切れたころに外出の予定を入れることで、仕事と気分転換の両立を狙うという考え方もあります。

 

最後に

時間と言うのは、本当にやり方次第でどうにでもなることが、改めて分かったかと思います。というか上手く時間を操れない人たちは、「分かっちゃいるけどやめられない♪」の部分が、多いのかもしれませんね、僕も含めまして・・・。