松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

今から始める風邪の予防対策

 

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 この季節、冬布団をかぶって寝たら少し暑いし、だからと言ってタオルケットだけというのさすがに寒いし、ホント寝具のチョイスが難しい季節です。しかし、こんな中途半端な季節こそ油断は禁物なのです。朝起きて体がだるい、熱っぽい、鼻が詰まる、喉が痛いなどなど、忍び寄る風邪ウイルスの餌食になりかねません・・・。風邪をひいてしまうと、一気に弱気になりひたすらウイルスのなすがままに身を任せるしかない気持ちになってしまいます・・・。一般的に風邪の主な原因は、鼻、のど、上気道に生じるウイルス感染です。風邪を引き起こすウイルスにはさまざまなものがありますが、最もよく見られる代表的なウイルスがライノウイルスだそうです。その症状としては、鼻水、のどの痛み、咳、鼻づまり、軽い体の痛み、頭痛、くしゃみ、微熱といったまさに風邪の症状フルコースです。そしてその症状が出だすと治るまで、ひどく疲れるのだそうです。そんな誰もが経験する風邪を今年こそは回避するぞ!という方必見の予防法を色々と調べてみました。

 

風邪から逃げ切る方法とは

 風邪は誰でもかかるとてもポピュラーな病気ですが、長びくと人によっては2週間も完治に時間がかかることがあります。とにかく風邪のウイルスを寄せ付けないことが重要なポイントなのです。そこで今回は、そんな風邪ウイルスに対して、 今から始める風邪をひかない&悪化させない方法を紹介したいと思います。

 

加湿器の威力を見直す

 湿度が低いと鼻腔が乾燥しまい、ウイルスや細菌の体内への侵入を防ぐ力が弱まり、風邪を引きやすくなります。ですから、加湿器を使って、空気の乾燥を防ぎましょう。加湿器を使用すると粘膜を保湿できます。室内を保湿できず鼻の粘膜が乾燥してしまうと、細菌が体内へ侵入するのを防げなくなります。但しここで忘れてはいけないのが、温かく湿った環境はカビが増殖しやすいということでもあります。なので、加湿器は常に清潔にしておくこと(カビにアレルギーを持っていれば、風邪のような症状が起こります)が重要です。

 

特にビタミンDを沢山摂る

 ビタミンD不足の人は、十分に足りている人に比べ、咳、のどのイガイガ、鼻づまりなど、上気道の感染症にかかりやすいことが分かっているようです。これはなぜなら、細胞で起こる、ウイルスや細菌から防御する為の免疫反応は、ビタミンDによって促進されるからなのです。因みにいくつかの研究で、ビタミンDを一日あたり400IU摂ると、気道の感染症の予防に有用であることが示されているそうです。そのビタミンDを含む食材は、主にサーモン、牛肉、卵の黄身、ビタミンD強化ミルク、オレンジジュース、チーズ、キノコ類がそれに該当します。しかしそれだけではもちろん十分とはいえません。なので、ビタミンDが足りていないと感じたら、医師に相談してあなたに適したサプリメントを処方してもらうのもひとつの方法かもしれません。

 

常に手を清潔にしておきましょう

 恐らく誰もが、無意識に手で顔を触っています。米国疾病対策センター(CDC)によれば、手を清潔にしていないと、感染者やウイルスが付着した物から、病原体が体内に侵入しやすくなるそうです。ウイルスは、握手などの皮膚と皮膚の接触でもうつるそうですよ・・・。だから、できるだけ手で顔に触れないようにすることを心掛けましょう。そうすることで、鼻や口の粘膜への付着を防げ、感染が抑えられます。そして、常にすぐ手を洗うよう習慣づけましょう。方法としては、石鹸を使って少なくとも20秒間ゴシゴシするのが正しい洗い方だそうです。当然、指の間や爪先までしっかりと洗いましょう。更に念入りという人には、アルコール手指消毒剤も使いましょう。

 

スマートフォンに要注意

 今日一日、自分のスマートフォンをどこに置いていたか、思い返してみましょう。キッチン、トイレ、レストランのテーブルなどなど・・・。どの場所も細菌の大繁殖地帯です。聞くところによると、スマートフォンには、便座の約10倍の細菌が付着していると報告されているそうです。・・・恐ろしい。また、製造元のApple社は、除菌シートを使ってスマートフォンを除菌する方法を薦めているようです。ただし、その際にはスマートフォンの電源を落として、除菌シートの余分な水分をしっかりと絞ってから拭くことがポイントです。それから、別のやわらかい布でそっと拭き取ります。あと漂白剤はウイルス除菌には適していますが、電子機器に使用すると故障を起こすことがあるので要注意だそうです。

 

休息する時間を作る

 なんだかイライラして仕方ない・・・。など、 ストレスで疲れ果ててしまっていると、風邪をひく可能性が高くなります。お医者さんによると、ストレスはコルチゾールという免疫機能を弱らせるホルモンを過剰に出させるそうなので、まずはゆったりした気分になることを優先することが大切なようです。ヨガや瞑想に挑戦したり、自然の中を散歩したり、あるいは仕事から帰って家族と一緒に夕食をつくったりと、心身をリラックスさせて一日の疲れをリセットするよう心掛けましょう。

 

最後に

 今の季節、確かに少しずつ気温は下がってきているものの少し動くとすぐに汗をかいたりチョッと雨が降ったりすると寒くなります。とにかく面倒臭がらず、上記の内容を参考に風邪ウイルスから今年の冬はどうんかこうにか逃げ切りましょう。