松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

お金が増やせない人の行動パターン

 

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 一日、一日と街から人影が無くなっている感じが、僕の周りでも始まっているような気がします。テレビでもネットでもCOVID-19(新型コロナウイルス感染症 )の話題で持ちきりです。今日の東京はまたまた100人越えの143人の日知たちが新型コロナウイルスに感染したようです。緊急事態宣言も秒読みかもしれませんね。因みにフィリピンなどは、「違反者がトラブル起こすなら射殺」とまで言い放ち、強硬な取締り姿勢が物議を醸しているようです。もちろん比べるのはおかしいですが、それにしても日本は平和方法をとっていますよね。うちの娘も授業が5月の11日からだそうです。卒業式も無くなり、入学式も無くなりさすがに鈍感な僕としても本当にかわいそうだと思います。極端な行動は望みませんが、国民全員での協力のもと一日も早い終息を願いたいものです。さて今回は、どんなご時世でもお金に関して着実に儲けられる人とその逆にお金をどんどん失う人の決定的な違いについて考えてみることにしました。

 

目的は同じでも明暗を分ける結果

 同じようにお金を増やそうと頑張ってみても、うまく増やせる人と、悪戦苦闘したにもかかわらず全く増えずそれどころか逆にお金を失う人がいます。それは恐らく僕が思うに対極にあるがゆえの相反する行動パターンの違いと考えます。そこで、「ここが違う考え方」をなんとなく調べてみることにしました。

 

お金を増やす考え方がまるで違う

 たとえば、投資で儲かる場合、当然のことながら安く買って高く売れるときです。当たり前で誰もが当然と言うでしょう。しかし、その当たり前のことが、投資というゲームでできないのが人間の不思議だといいます…。専門家曰く、だいたい投資で損をする人というのは、高値買いをするそうです。そしてピーク近くまで値上がりしたような資産を買ってしまうのです。当然ピーク近くで買うのですから、その後は時価が下落する流れが生まれることもあります。すると、今度は損をしていることに耐えられなくなってついつい安値で手放すのです。それではなぜ、高値買いをするのでしょう。それは、値が上がって話題になって、欲のアンテナが反応しその資産に興味を示したからに尽きるのです。

 

お金のカラクリを理解する

 どんなヒット商品も売れすぎるとたいてい飽和するものです。もちろん利益も生まれます。そして企業はなるべく縦続して売れる努力をします。それと合わせて売り逃げる対策も取ります。そうなると気になるのが後者の売り逃げ対策です。企業はきれいに売り逃げるためにどのような作戦をとるのでしょうか?それは生まれた利益の中から販売に陰りの見えた商品に対し今まで以上に長所を前面に出した宣伝を打ち出します。そして不良在庫を抱えないように売り逃げるのです。BtoB:Business to Business(企業が企業にモノを売る)からBtoC:Business to Consumer(企業から個人にモノを売る)そしてCtoC:Customer to Customer(個人が個人にモノを売る)とまさにここからはトランプのババ抜きが始まるのです。

たとえば、知り合いがその投資で大儲けをしたとか、有名人がメディアで話題にしていたとか、派手な広告で見たとか、自分のことを親身になって考えてくれている営業マンに誘われた等々…。そこでいかに自分がババを引かないかが大事になってきます。特に投資の場合、企業の良い成績や、話題になっている中身を深堀して見極めることが重要なのです。そもそも人気なんて永遠に続くわけがありません。そこを十分に理解することです。だいたい、どんな資産でも多かれ少なかれ上がったり下がったりの循環を繰り返しているものです。それよりも、だれも注目していないお宝や、ヒットするであろう商品を見つけるほうがよっぽど大事ではないでしょうか…。

 

せっかちでせこい性格

 お金持ちになる人は、色々なものを安く買うことが得意なようです。なぜなら、買う前に、徹底的にいろいろと調べ、そしてとことん安く買う努力をするからだそうです。たとえば、資産運用の場合、投資をする前にどれだけ苦労するかが重要だそうです。単純に得する人は、その辺がよく分かっているようです。なので買ってから苦労するなんてことはないんでしょうね…。専門家曰くこのようなタイプの人は、購入の契約や買付注文をする前に相当慎重になるそうです。なので問題や欠点を発見したら、最悪は買わなくてもいいくらいの心づもりで検討をするのです。そうなると必然的に厳選に勝ち残った資産はより高い確率で成長するわけなのです。それに対してお金を失う人というのはとにかく何かにつけて購買欲ばかりが旺盛で買いたくて買いたくて仕方なく、我慢できずに飛びつきます。これは、不動産でも、株式でも、保険商品でも同じといえるでしょう。

勿論、説明を受けたり、考えたりもしているのでしょうが、それは買うことに対しての欠点探しではなくて、どれだけ良い資産かということを納得させる工程なのです。単なる自分の選択眼を正当化するための作業でしかないのです。甘い選択には、あとで必ずツケが回ってきます。資産を買うときだけでなく、売るときにも行動様式は大きく異なります。要するに金運のいい人ほど、いさぎよく処分するそうです。極端な話ほぼ言い値で処分するようです。ねばったりごねたりも全くしないようですね。恐らくお金の流れや買う人とのご縁を大事にしているのかもしれません。

 

最後に

 これは何かで読んだことがあるのですが、金運に恵まれる人は、「足るを知る」人だそうです。もう十分です。と謙虚でいれるから、運気も巡るのだそうです。しかし、凡人は欲を抑えることができないといいます。だから、詐欺師も近づいてきたり、疫病神も寄ってくるのだそうです。欲深いゆえに、儲け話にすぐに飛びつき、引き際がきれいでなく、そのくせ後悔や恐怖心は人一倍強いのです。人は誰も自分が欲深いとは思いたくないものですが、それでも資産を増やす行為に走り出すと、すぐに気がつきます。そこには欲深くて、コントロールできない自分がいることに…。お金を増やすという行為は、人間の愚かさを自覚させてくれる修行でもあるのかもしれません。さらに言えば、人間も磨いてくれます。というわけで少し大げさですが、自己鍛錬のひとつとして真剣に取り組むのも、良いかもしれませんね…。