松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

スマートフォンが及ぼす目の負担がヤバイ

 

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 昨年末に、20年近くとっていた新聞をやめました。理由としては、新聞記事の文字がここ最近見難くなって来たのと、欲しい情報が、スマートフォンやパソコンから容易に見れるからです。今更と思うでしょうが、今までのお付き合いもありなかなか止められずズルズルと読んでいたのが現状です。ただし、このスマートフォンも些か問題があるようです。それはやはり、なんといっても目への負担でしょう。近頃では、スマトフォンが原因で起こる老眼というのも頻繁にニュースなどで取り上げられています。これは、スマートフォンやタブレットなど近距離で長時間見続けることで、まるで老眼のように近くが見えにくい状態になってしまうというのです。そこで今回は、年齢に関係のないスマートフォンの見過ぎから来る老眼について調べて見る事にしました。

 

スマートフォンが若者を老眼にする

 眼科の先生曰く最近は、20代、30代の若い人たちのあいだでも、手元が見にくいとか、夕方になると物が見づらいなどといった老眼のような症状に悩む人が増えているそうです。これは、スマートフォンなどの携帯情報端末の長時間の使用による新種の老眼と言えるでしょう・・・。このスマートフォンか原因で出る老眼は、加齢による老眼と同じ様に、眼のピント調節がスムーズにできないことにより起きるそうです。ただし、加齢による老眼と異なり、若い世代にみられるスマートフォン老眼の場合は、症状は一時的なことが多く、疲れの度合いによって視力が安定しないことも特徴のひとつだそうです。そして年代を問わず、20代の若い人でもなる可能性があるのです。

 

眼の中にある毛様体筋を鍛えよう

 物を見る時、目はレンズの役割をする水晶体の厚みを変えることでピントを合わせているのは、皆さんも何となく分かっていると思います。そしてこの調整を行うのが水晶体を取り囲む毛様体筋(もうようたいきん)という筋肉です。近くを見る時には毛様体筋を緊張させることで水晶体を厚くし、遠くを見るときは毛様体筋を緩めることで水晶体を薄くします。しかし、近距離作業が続くと毛様体筋が緊張を強いられるため、調節機能が低下してピントが合わなくなり、若い人でも老眼のような症状が出るのです。

 

老眼とは毛様体筋の老化

 通常の老眼は、このピント調節をつかさどる毛様体筋の老化によって起こるとされています。通常、50歳前後くらいから老眼鏡が必要になる人が多くなるそうですが、日ごろからスマホやPCで毛様体筋を酷使し続けていると、毛様体筋の劣化が早まって40歳くらいから本格的な老眼が進んでしまう人もいるそうです。なので、目の老化を遅らせるためにも、スマホとの付き合い方を見直す必要がありそうです・・・。

 

スマートフォンの目に優しい使い方

 ネットやSNSだけでなく、カメラやゲーム、スケジュール帳など多用途をこなすスマートフォンは、今の時代切っても切れないツールになっています。できるだけ目を酷使しない、方法でスマートフォンを使いましょう。

スマートフォンの照度を調整する

 過度に明るい画面は、眼球にとってとてもストレスになります。特に、もともと瞳の虹彩の色素が薄い人や、疲労によって瞳孔の動きが鈍っている人は、目の中に余分な光が入りやすくなっているそうなので、スマートフォンを見る時は、文字が見え難くない程度に照度を落とすといいでしょう。周囲の明るさに応じた画面照度の自動調節機能を利用しましょう。

スマートフォンは目からなるべく離す

 スマートフォンとの距離が近くなるほど、毛様体筋の負担が増えます。画面はなるべく目から遠ざけるようにしましょう。そして寝る30分前にはスマートフォンを止めるようにしましょう。目の疲れを助長するだけでなく、良質な睡眠がとれなくなるそうです。それに眼鏡をかけて見るのも効果的だそうです。毛様体筋の疲れを和らげてくれる作用があるそうです。

 

スマートフォンとドライアイの関係

 長時間スマートフォンやパソコンを使用していると、目がショボショボしたり、乾いたり、重たくなったりすることがあります。さらに進むと、目だけでなく頭痛や肩凝りが起きることもあります。仕事でパソコンを使う人のなかで、ドライアイに悩まされている人は多いそうです。因みに10秒間まばたきせずに目を開けて、目が乾いて開けていられないという人はドライアイの可能性が高いそうですよ。それにスマートフォンやパソコンを長時間使うとまばたきの回数が減るため、脂分が減って涙が蒸発しやすくなる事もわかっています。とにかく目の表面が乾くと、傷つきやすくなってしまうので、スマートフォンやパソコンを見る時は、まばたきの回数を意識して多めにパチパチしましょう。

 

頭痛に目の痙攣も発症しだす

 スマートフォンやパソコンを長時間使うと、同じ距離を、同じ姿勢で、長時間見続けることになります。同じ姿勢で長時間画面を見続けると、眼球周囲の筋肉と、眼球内部の筋肉がフリーズして筋肉疲労を起こします。眼球は、顔の感覚を伝える神経に近いため、目の周りの筋肉の疲労が目の奥の鈍痛や、頭痛に繋がり易いそうです。それに目を酷使していると、まぶたがピクピクと痙攣することがあります。多くの場合は眼精疲労やストレスが原因とされています。

 

最後に

 僕も小学校高学年頃から、近視が進み高校の時は既に眼鏡をかけていました。視力回復センターなるところにも一時期通っていたのですが、成果が現れず止めてしまいました。なので今は、近視と老眼の二刀流です。目が見え難いのは、本当にストレスです。裸眼で水の中にいるような感じというのでか、ホント鬱陶しいです。僕の場合は、恐らくテレビを至近距離で見ていたのが、原因と思います。時代が変われば、原因も変わるもんですね・・・。いずれにしても目が良いに越した事はありません。一生使うものなので大切にしましょう。