松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

座っている時間の長い人ほど寿命が短い

 

 

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普段、気にもとめずに繰り返している生活習慣ですが、知らず知らずのうちに体力の減退や老化それにボケなど、誰もが直面する問題ではありますが、もし自分の寿命が周りの人達より短いとしたら・・・? チョッと嫌ですよね。出来ればボケるにしても死ぬにしても人並みが良いでっよね。そこで今回は、様々な視点から何に比べたら何がいいのか、調べて見る事にしました。

 

食事編

パン食 VS コメ食

 主食となる炭水化物。コメとパンではどっちがいいのでしょう。コメの場合は、日本人の腸内環境は日本人の食生活と深く関わっています。日本人が海苔を消化し栄養にできるのも、長い歴史のなかで食べものに応じて腸が育ってきたからだと考えられています。なので、コメのほうが日本人の体に馴染んでいるのはないでしょうか。また、コメはおやつには食べませんが、パン食の習慣がある人はおやつにパイや菓子パンなどを食べがちなので、総じてカロリーが高くなる傾向にあると考えられます。好きな時にいつでも食べられる現代。大切なのはきちんと空腹の時間をつくることで、消化器官を休ませるとともに、蓄えた脂肪を燃えやすくすることです。腹回りが気になりだした人は、夕食の炭水化物を思い切って控えめにしよう。

甘党 VS 辛党

 糖分もアルコールも摂りすぎがよくないのは言うまでもありません。でも、ボケる危険があるのは甘党だそうです。最近は、認知症は第3の糖尿病と言われ始めているくらい認知症と糖は関係が深く、甘党のほうが認知症になりやすいと言われているのです。甘みは一種の快楽と言われています。それが証拠にストレスが溜まると、食べると幸福感を生むスイーツでそれを埋めようとする人も多いのではないでしょうか。とにかく不満の解消を糖分に依存しないようにしましょう。

小太り気味 VS 痩せ気味

 基本的に肥満は絶対によくありません。しかしながら40代のサラリーマンがアスリート並みに体脂肪率一桁台というのもよくないのです。やはりベストなのはBMI(Body Mass Index)も体脂肪率も正常範囲であることが一番なのです。ただ、正常範囲にも幅があります。因みに痩せに近いのと小太りに近いのとでは長生きするのはと言うと、免疫や代謝に関わると思うのですが、体脂肪率だと24%くらいの“ちょいぽちゃ”のほうが長生きするという調査結果があるようです。なので40代以降はストイックに体を絞ることはやめたほうがいいかもしれません。

 

仕事編

立ち仕事 VS 座り仕事

 座っているほうがもちろん楽なのですが、立って仕事をする人のほうが絶対に長生きすると考えられています。座っている時間の長い人ほど寿命が短いというレポートが最近、アメリカで発表されました。そもそも運動量が全然違うのと、座った姿勢は血流も悪くなります。もちろん歩行時間も大事ですが、立っている時間を少しでも稼げれば、それだけ長生きに繋がるのです。

遠距離通勤 VS 短距離通勤

 通勤電車では立っていることが望ましいですが、満員電車で遠距離を立って通勤するというのはかなりの地獄です・・・。このケースだと立っていることが、運動のプラスよりも、ストレスによるマイナスのほうが大きいのではないでしょうか。職場の近くに住むのがもちろん理想ですが、家が遠いのなら1時間早く起きてでもラッシュ時間を避けて出勤したほうがいいでしょう。会社の周りを散歩したり、早朝ジムで体を動かしたりと、朝を運動の時間に変えるのです。

 

住まい編

整頓好き VS 片付け下手

 元気に長生きしている人の部屋が散らかっているケースは、少ないと言います。長生きの人は毎日、規則正しく同じことを繰り返している人がほとんどです。毎日同じ時間に起き、布団を畳んで押し入れにしまい、毎朝同じように味噌汁を作り、部屋を掃除し、お茶の時間に緑茶を飲む・・・。やることが決まっているから、体もそれに合わせて動かすので運動にもなる。不確定なことや、予測できないことはストレスになります。毎日同じことをきちんとして、気持ちよく過ごす生活習慣があればボケにくいのです。寝たきりやボケになるきっかけは、単調な毎日に退屈し、生活に飽きてしまう事にあるのでしょう。ボケを起こさない一番の薬は今を幸せに感じる気持ちかもしれません。

 

運動編

マラソン VS 筋トレ

 習慣として取り入れるなら、筋トレのような無酸素運動とジョギングに代表される有酸素運動のどちらがいいのでしょうか。きちんと練習すればタイムが伸びるマラソンは、体力、気力ともに下降傾向にある中高年にとっては、オレもまだやれるという希望になるといいます。ランニングは多幸感をもたらすエンドルフィンが分泌されるので中毒になりやすく、つい無理をしてしまう人が多いそうです。有酸素運動の効果的なペースは人と会話しながら走れるくらいのスピードが理想的だそうです。その点、筋トレは無理をしにくく、若さを保つ男性ホルモン、テストステロン分泌も促されます。ジムに通わなくても家で行うサーキットトレーニングで充分です。どうしても有酸素運動をしたいのなら、お勧めは体に負担の少ない水泳でしょう。

 

日課編

出不精 VS 外出好き

 休日の過ごし方でも老ける、ボケる、早死にするは決まります。とにかく出不精は絶対ダメです。疲れたからと家でゴロゴロしても疲れは取れません。いっそ日曜日の朝イチで出かけ、遊んで帰ってくるほうがリフレッシュができます。休日のリセットは静養ではなく、仕事と違うことを一生懸命することだと言います。昼まで寝て、仕事のことをぐずぐず考えて、気がついたらもう夕方なんていうのは最悪の休日です・・・。ま~よくやりがちですけどね。

長時間睡眠 VS 短時間睡眠

 よく何時間しか寝てないから眠いと言いますが、大事なのは時間の長短ではなく、翌朝起きたときの頭のスッキリ具合だと言います。睡眠時間の個人差は様々です。ショートスリーパーでも、疲れが残っていないのであればいっこうにかまわないそうです。むしろ、昨日は4時間しか寝ていないと不安に感じるほうがよほどよくありません。朝早く目が覚めてしまったなら、二度寝せずに着替えて、散歩でも、読書でもなんでもいいから活動を始めたほうが良さそうです。

 

最後に

長生きする人は誰もネットワークが広く外交的なところがある様な気がします。当然その分経費はかさむでしょうけどね・・・。しかし、長生きすると考えると、老後に備えお金が使えないというジレンマもありますけどね・・・。要は、楽観的な人のほうがストレスは少なく健康でいられると言う事です。作り笑いでも笑顔でいたほうが、ボケないという研究報告もあるようです。逆に、皮肉っぽく人生を捉える人は認知症の発生率が3倍というデータもあります。ただし、楽観的すぎる人は事故などに遭いやすいので、短命傾向にあるという研究もあるようなので、何れにしても注意するに越した事はありません。

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