松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

春ですぼちぼち軽い運動を始めましょう

 

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 今日は、半年ぶりくらいにバイクを車検へ持って行きました。去年の夏ごろから入社していた人がずっと車検に行ってくれていたのでその期間僕の出番はありませんでしたが、しかしご家庭の事情でこの2月退社されることになり、またまた僕の出番となりました。それにしても今日は、2月とは思えない陽気で天気にも恵まれ久々の車検は、とても気持ちの良いデビューとなりました。さて今回は、そんなポカポカ陽気な時こそ冬の冬眠を終わらせ運動不足を解消してみてはどうでしょうか。

 

まずはハードルをさげて手軽な運動から

 今年こそは何か運動を始めようと思っても、いつもの如く何から始めていいかわからない。もしくは、頭でわかっていてもいざとなると身体を動かず億劫になってしまう・・・。なんて人は、恐らく山盛りいると思います。そこで運動についての考え方を少し変えてみましょう。そもそも運動不足の解消法は、スポーツだけではありません。普段の活動量を増やすことでも十分可能なのです。

なかでも一番取り組みやすいのが、日常的な歩数を増やすことです。今は、スマートフォンにアプリを入れて万歩計代わりに使える便利な時代になっているので、意識すれば簡単に歩数が増やせるのです。毎日の買い物や通勤・通学時間の行き帰り、ちょっとしたお出かけなど、近隣の施設への移動手段は、とにかく徒歩で行くようにしてみましょう。ジョキングやスポーツジムに行くとか無理してハードルを上げるよりぐ~んと下げてこれくらいにしておけば、続けていくうちに「このぐらいの距離なら歩きでぜんぜん大丈夫!」という気持ちになるはずです。

 

歩数を把握してモチベーションを上げる

 前述した様に、せっかく歩くのであれば歩数計や活動量計などを使って「今日はどのくらい歩いたか」という歩数をチェックしてみるのも、モチベーション維持に有効です。自分の好みに合った万歩計アプリをスマートフォンにダウンロードして歩きましょう。スマートフォンを普段身につけている人も多いと思うので、まずは普段の生活でどのくらい歩いているのかを確認し、そこから数値目標を立てていつもよりも少し多め、できれば、2割増し程度を目標に歩いてみるといいかもしれません。たとえば、普段5,000歩程度歩いているなら、2割増しの6,000歩を目標にしましょう。歩数が多くなるとそれだけ活動量が増え、消費カロリーも多くなります。そして最後には、体脂肪をエネルギー源として利用する割合が高くなりスマートな体作りもできます。

 

「1日1歩、3日で3歩、3歩進んで2歩下がる」くらいの気持ちで

 運動不足の人が急にはりきって1万歩を目指して運動を行うと、筋力が追いつかずにケガにつながってしまうなんて事もありえます。あくまでも今までの運動・活動量からプラス2割増し程度を目標にしてみましょう。ちなみに1万歩を目指している人の場合、どれくらいの距離・時間が必要なのかも、おおよそであれば計算することは可能です。たとえば、身長155cmの女性の場合、10分間でおよそ1500歩です。仮に歩幅を65cm程度した場合、1時間10分~20分程度で1万歩に到達する計算になります。もちろんこれは、あくまでも目安です。男女でも変わるでしょうし、人によっては、足の長い人やそうでない人、歩くのが早い人や遅い人と様々ですからね・・・。とにかくこの時間を朝の通勤に往復20分、昼休憩に10分、買い物に20分といった具合に分散してコツコツと身体を動かすように心掛けてみましょう。

 

細かく運動を刻んでも体脂肪は燃焼する

 少し前までは、有酸素運動はある一定の時間を超えないと体脂肪が燃焼されないと言われていましたが、実際には身体を動かすエネルギー源である糖質と脂質の利用比率が変わってくるだけであり、短い時間であっても身体は体脂肪をエネルギー源として利用していることが解かってきたそうです。このことからも、短い空き時間や移動時間などであっても身体を動かしたり、歩いたりすることは、体脂肪を燃焼させることにつながると言えます。

確かに目に見えてすぐに劇的な変化は望めませんが、それでも確実に身体の中では小さな変化が日々積み重なっていくので、数ヶ月後の変化が逆に楽しみかもしれません。なので、とにかくコツコツと続けていくことが大切なのです。また、歩数を目安にするとそれなりにモチベーションが上がり「目標まであと少しだから遠回りして帰ろう」とか「買い物をしながらいろいろとお店をのぞいてみよう」と無理なく活動量をアップさせることができるはずです。

 

最後に

 やはり最大のポイントは、無理なく続けるということです。改まったスポーツと違い、歩数を増やすということは毎日手軽にできる運動法だと言えます。もちろん体調が万全でないときは、無理せず体を休めればいいでしょう。ただ、毎日〇〇歩は、絶対に歩かなければ!というものではありませんが、活動量が多くなれば、運動不足解消につながっていきます。始めた事を三日坊主で終わらないためにも、数値目標をクリアしたかどうかをアプリなどで管理し、数値を達成した日にはカレンダーに丸印を付けるなどして、歩くことを楽しく続けられる仕組み作りを工夫してみては、どうでしょう。