松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

何気に貯まってしまう貯蓄を目指す

 

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 今日は、春分の日です。せっかくなのでこの冬大活躍してもらったヒーター付きベストを脱ぐことにしました。若干寒いかな?と思いつつ走ってみたら、全然寒くなかったのでホッとしました。それにこれからはどんどん暖かくなります。なのでライダーウェアもどんどん薄着になって行きます。花粉は辛いけれど暖かいのは大歓迎です。もうこれで寒い冬の通勤は、頑張らなくてすみそうです・・・。さて今回は、がんばらなくていい繋がりでのテーマにしたいと思います。

 

がんばらなくてもお金は貯まるものなのか

 貯蓄がたくさんある人は、大きくふたつに分けるとして、貯めるために必死にがんばっている人と、特にがんばらなくても、楽しく自然に貯まる人とに分かれています。そこで、前者を「貯める人」とし、後者を「貯まってしまう人」とします。もちろん、貯まらない人が貯まる人になるには、当然最初は色々な努力が必要です。でも貯まるようになってきたら、できれば「特にがんばらなくても自然に貯まる人」になれるに越した事はありません。そこでいくつかの項目を上げるのでひとつずつ見ていきましょう。

 

物欲編: 買う or 買わないを迷った時

  • 貯める人の場合、節約が優先と思っているので、我慢して絶対に買わない。
  • 貯まってしまう人の場合、欲しい物リストを持ち、優先順位を考える。

 確かにフラッと通りかかったお店で、急にほしくなる物や、気になる物ってあるものです。その時に強い意志を持ち絶対に買わないと我慢する人は、確かにお金が貯まりますが、場合によっては同じくらいにストレスもたまってしまいます。ところが、貯まってしまう人は、日ごろから欲しい物リストを持っているようです。自分が欲しい物の優先順位を常に考えて「別に欲しい物があるから、今回はやめよう」と、ストレスなく判断ができるようです。従って、ここで書かれているように「欲しい物リスト」を作ってみましょう。欲しい物の優先順位があれば、新しく何かを買うときや買うのを止める時に、重要な判断できます。

 

通販編:欲しい物をネットショッピングで買う

  • 貯める人の場合、送料も含めて10円、20円の差まで比較して安いところで買う。
  • 貯まってしまう人の場合、ある程度比較したら、安めのところでさっと買う。

 貯める人のなかには、節約しなきゃという使命感から、10円、20円の差まで気になるという人がいます。でも、あとになって、さらに10円、20円安いお店を見つけたときに損したかも・・・。などという残念な気持ちになるかもしれません。仮に1万円の買い物であれば、実際10円、20円は大した差ではありません。時間とパワーを使って安いお店を探しても、それが10円、20円に見合うものではないからです。逆に、ストレスがたまってしまうことのほうが危険かもしれません。それよりも、数百円、数千円単位で、日々の無駄な物を減らすほうが、節約の効果は高いのです。細かい金額にとらわれすぎないことが、気分よく貯められるコツだと言えるでしょう。

 

ポイントカード編:あれば作ってしまいそうになる

  • 貯める人の場合、ポイントが貯まるならお得と 迷わず作る。
  • 貯まってしまう人の場合、あまり行かないお店だと思ったら作らない。

 ポイントカードは、けっこうなクセモノです。1~5%の還元率でいっけんオトクだと感じますが、ポイントカードがあるからとか、ポイント倍増キャンペーンだから・・・。などと買い物の頻度がアップすることを狙いとする店側の策略なのです。これでは、貯蓄や節約に逆効果です。無駄に作らないためには、ポイントを貯めたその先まで考えることです。確実に行くお店、お気に入りのお店なら、ポイントを使うことは効果的ですが、買い物の頻度が低いようなら、ポイントカードはビシャッと作らないことです。

 

休日編:休みの日の基本的スタイル

  • 貯める人の場合、お金がかからないように、ずっと家にいる。
  • 貯まってしまう人の場合、外出する日と家にいる日を決めている。

 よく耳にするのが貯める人の場合、お金がかかるので、休日はずっと家にいます・・・。という考え方です。たとえ貯蓄はたくさんあっても、それが1円でも目減りするのがイヤというものです。物欲を抑えすぎると「最近ずっと我慢してきたからたまには、自分へのご褒美・・・。」と称して、訳の分からない大きな衝動買いをしてしまうケースが発生する場合があります。

一方、貯まってしまう人の場合は適度に外出して、友人と交流を楽しみ、情報交換をしています。ストレスも適度に発散できて、楽しい休日を満喫します。なので 適度な出費であれば、貯蓄額に大きな影響もなくストレスも溜まらないと言うことです。

 

貯金編:1年間で100万円貯めると決めた時

  • 貯める人の場合、思い立ったその日から、とにかく切り詰める。
  • 貯まってしまう人の場合、貯められる金額を考え、無理なく貯めていく。

 1年間で100万円貯めたい・・・。と思ったときに、食費を極力安くして、休日は自宅にこもりきり……というのは、かなりの努力が必要です。がんばれば、2カ月程度で30万円くらい貯まるかもしれませんが、辛くなって挫折してしまうかもしれません。そうではなく、計画を立てて「自動的に貯める仕組み」を作るのです。たとえば、ボーナスが有る人の場合、年間で40万円貯められそうなら、残りの60万円を月々のお給料から貯めていくのです。60万円÷12カ月=5万円。月々5万円を、自動積立定期などに設定すれば、1年間100万円貯まるという見通しがたちます。それ以外のお金は使ってもいいので、精神的に楽になります。

 

最後に

 このように貯める人と貯まってしまう人の違いについて改めて考えてみると、全く違う方向にベクトルが向いていることがわかります。特に忙しい人は、貯めることに対して、できるだけ頑張り過ぎないようにする事です。無理せず、よく考えて貯まってしまう人に少しずつでもなっていくようにしましょう。