松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

知らない者が本気で損する時代に突入

 

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 今日は、歴史的な日になりましたね。そして僕は、遂に「昭和」に生まれ「平成」を経て「令和」へと突入してしまう事になりそうです。ていうかほとんどの人がそうでしょうけどね・・・。それにしてもなんていうか本当に感慨深いものがあります。なので今夜は、平成時代に僕の周りであった色々な出来事を少しセンチな気分を胸に思い浮かべながら就寝したいと思います・・・。ところで今日は、恐らく日本中の人が、知らない訳がない新しい元号の「令和」ですが、みんなは一体何で新元号を知ったでしょうか?テレビ?ラジオ?恐らくほとんどの人がインターネット情報をスマートフォンやPCで見たんじゃないでしょうか・・・。そこで今回は、そんな日々溢れる様々な情報をいかに吸収して役に立てているかについて考えて見たいと思います・・・。

 

情報弱者にはチャンスを掴み難い

 現代における情報弱者の人達というのは、有益な情報を得られない人を指します。仮に有益な情報を得たとしても情報弱者の人達は、その情報に対して適切に対応できないタイプが多いのです。そしてそのようなタイプの人は、経済的・時間的・精神的に搾取され、不利益を被り、あるいは得られたはずの機会を逃すという現実を突きつけられます。

 

典型的なシナリオ

 情報弱者の人達が負ける典型な例としては、税金の仕組みを知らないばかりに、本来払うべき金額以上の不必要な税金を払わされる人がいます。また、モノの値段の相場を知らないばかりに法外な高値で買うはめになる人なども少なくないでしょう。もちろん、情報が無くても幸せに生きることはできると思いますが、それでも情報があればより有利に人生を楽しむことができます。

たとえば、田舎で農業をして生計を立てていれば、情報とは縁がなさそうに見えます。しかし、トラクターなどの機械を使うのであれば、燃料を買わなければなりません。そんなとき、中東で紛争が起こって原油の値段が上がりそうだという情報を入手したらどうでしょう? 安いうちに燃料の在庫を買い占めておこうという判断ができます。また、円安になりそうだと判断できれば、肥料を早い段階で確保する。などと戦略を立てることができます。この様に情報は、チャンスをつかむ準備には必要不可欠なのです。

 

情報の格差は所得格差に比例する

 僕達は、個々人によって情報の格差が間違いなくあります。それは即ち所得格差を生み易くなることを意味します。情報がなかなか得られなかった昔は、一部の権力者に情報が集中し、有利な情報はすべて握られていました。現在でもそういう側面はまだまだ存在しているでしょう・・・。しかし幸いにも今はインターネットの普及により、様々な情報は、得ようと思えばいくらでも手に入ります。

 

知らないことが一人負けを招く

 そして情報を多面的に捉えれば、そのウラに潜むガセネタや心無い人達の悪意ある仕掛けを理解し、自分が不利になる行動を避けることができます。しかし、そういった情報収集が十分に可能な時代にいるのにも関わらず、何もしない人は、あらゆる側面において負け続けてしまう。いわゆる「一人負け」になってしまうリスクにさらされるのです。

 

情報こそが自分の人生を左右する

 僕達は、自分の得た情報によって想像し、世界観を作り上げていきます。そして、良いにしろ悪いにしろ、自分の思考である価値観や先入観そして固定観念を作っています。その思考を通じて解釈された発想が行動となり、僕達の人生を作っているのです。ということは、どんな情報に触れ、どんな解釈をするかで、大きく差が生まれるということです。たとえば、起業にはリスクが伴う・・・。という情報だけを受け取り、起業はハイリスクだ・・・。と思ってしまうと、ビジネスの才覚がある人でも起業に踏み出せないまま生涯を終えるという悲劇が生まれます。

 

情報弱者は知らぬまにお金を使わされている

 お金を払えば払っただけ、より便利で快適で楽しい思いができるのも事実です。しかし一方で、こんなふうに感じたことはないでしょうか。 たとえば、高価な家を買って、高額な住宅ローンを組む必要があったのかふと考える・・・。または本当にそれは必要で買ったのか・・・。冷静に考えると 別に買わなくてもよかったかも・・・。他にも安上がりな方法があったかもしれない・・・。とにかく僕達の周りには情報があふれていますが、その情報発信者は誰で、その意図は何かということに無意識でいると、いつのまにか広告宣伝や、お金を使わせようと誘導する情報に支配されがちになります。

 

最後に

 テレビを見ても、雑誌を見ても、ネットを見ても、企業や政府が提唱する商品やライフスタイルの情報だらけです。従って普通に生活していても、広告宣伝に触れない日は不可能という事です。自分の頭の中にインプットされる情報と、その情報処理のやり方がまずければ、自分の人生も望ましくない方向へと進んでしまいます。なので、頑張って望ましい情報を取得し、正しく処理をすれば、自然に望ましい人生へと変わるのではないでしょうか・・・。そこで今回の「令和」をきっかけにして理想の人生を手に入れて見るのはどうでしょう・・・。