いつか自分にも認知症がでるかも?
今日は、さすがGW後半ともあって店の前の道がいつもと違う交通量でした。時間帯によっては、全く動かない渋滞なんかもありました・・・。ところで今日は、バイクについてある電子デバイスの説明を求めるお客さまが、二組もこられその説明に終われる一日でした。そもそも頻繁に説明しているものであれば、直ぐに納得頂けたりするのですが、僕自身も久しく説明していない事もあり、すっかり記憶から情報が上書きされていました。なので改めてマニュアルを読み直さないといけなくなり大変でした・・・。
今回の二組の案件は、偶然Wi-FiとBluetoothの接続についての相談でした。バイクの場合、この手の相談に多いのは、圧倒的にバイクにつけたヘッドセット(ヘルメット内に仕込んだマイクとスピーカーで電話や音楽や他のバイクとの交信が出来るシステム)とナビゲーターシステムいわゆるカーナビのバイク版との接続です。それと最近話題になってるドライブレコーダーのバイク版です。
このシステムの厄介なところは、やみくもに接続できないと言う事です。必ず一定の法則があり順序を間違えて繋ぐと不具合が生じてしまうのです。ここで説明すると長くなるのでこの件については、割愛させて頂きます。とにかくこの手の説明は、忘れてしまうといざお客様に対応する時確実に痛い目にあうということなのです。そこでふと思ったのですが、もし今回のような忘れたとか、上書きされた記憶・・・。とかが、実は認知症の始まりとしたらどうでしょう?いや~考えただけでもゾッとしますよね・・・。そこで今回は、そんな今時年齢に関係のないとされている認知症の兆候について考えて見ることにしました。
誰にでも可能性がある認知症
一応言っておきますと、ときどき物忘れがあるのは、ごく普通のことだそうです。年をとればとくに・・・。専門医曰く、「脳は年をとると、縮んではたらきが遅くなりますから、大半の人が、年齢とともに記憶力が少しは変化するでしょう・・・。」と言っています。たとえば、知り合いの名前を忘れるけれど何故か、身近な人の名前は忘れません・・・。とか、何をしに冷蔵庫に来たのか忘れた・・・。などは、記憶力の問題としてごくごく正常だそうです。
それでも、記憶が抜け落ちるのがはなはだしかったり、頻繁だったりする場合は、ひょっとしたら認知症の初期サインかもしれません・・・。たとえば、支障がでそうな身の周りのものとして考えられるのが、仕事や趣味、社会活動、家族関係、などがそれに当たるでしょう。もしその内のどれかで問題が起きるようであればやはり認知症を疑うべきでしょう。
認知症かもしれない兆候
- 同じ質問を何度もする事がある
- 話している時に言葉、語句、何を考えていたかを忘れてしまう
- 「ソファ」の代わりに「いす」と言うなど、会話で間違った言葉を使う
- 毎日の雑用や用事を終えるのに時間がかかるようになる
- 家の中で物を間違った場所に置くことが多い
- 慣れている辺りなのに、歩行中または車を運転中に道に迷う
- 理由もなく気分、人格、行動が突然、説明もなく変化する
この症状は、ホンの一部ですが少なくとも上記に心当たりがある場合は、思い切って受診するのもひとつの選択かもしれません。
認知症は予防できる事もある?
認知症については、その原因も含めて、専門家でもわかっていないことがまだまだ沢山あるようです・・・。だからと言ってビビッていてもしょうがないのでここはひとつ、ポジティブに考えていきましょう。専門医によると、次のような行動は認知症のリスクを下げる可能性があると考えられているそうです。
- 定期的に運動する(これは、認知症と関係なくてもするべき)
- 社会的な関わりを持ち続ける(心の許せる先輩に友人そして親族)
- 葉物野菜、全粒穀物、魚に重点を置いた食事法をとる
- 脳に刺激を与え続ける(叩くとかでは、ありません)
- 規則正しい睡眠をとる(やはりここは、8時間くらいでしょう)
- ストレスを管理する(遊ぶ、歌う、愚痴る、etc・・・。)
最後に
認知症のサインが現れ始めたら、やはり医師の診察を受けることが大切だと思います。確かにわずらわしくもあり、勇気のいる事でもあります。しかしもし、周りに迷惑をかけたくない人達がいるとするならば、やはり勇気を持って受診すべきだと思います。それに、認知症とわかって治療を受けるのに、早すぎることも遅すぎることも無いと思いますよ・・・。と、言ってる僕が一番診察に行かなかったりして・・・。