松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

お金以外に 貯金で得られるもの

 

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 最近、貯金がらみの記事を気が付くと書いてしまいます。恐らく僕自身がそうしたいという思いからついついこんなネタになってしまうのかもしれません。それでも色々貯金について突き詰めていくことで貯金の重要性を感じてしまうのです。そこで今回もさらにもう一歩踏み込んで、貯金から得られるメリットを考えて見ることにしました。

 

貯金の重要度を考える

 なんとなく子供のころから「お小遣い全部使わないで貯金しなさいよ・・・。」と言われ続け、たまたまお正月に親戚からもらった「お年玉」をきっかけに貯金を始めた・・・。とか、僕のようにまったくそんな忠告に耳を貸さず完全燃焼するかの如く、あったらあった分だけ遣い切る人もいたでしょう・・・。確かに貯金が大事です。とは言うものの、そもそも、具体的になぜ貯金が大事なのか?について、残念ながら具体的な理由を詳しく理解していたり、説明してくれる人は周りには案外いないものです。

 

決定的な貯金のメリットとは

 そこで、改めて貯金で得られる決定的なメリットをご紹介しましょう。これは実に単純明快です。まずひとつは経済的メリットです。そしてもうひとつが、精神的及び肉体的メリットです。経済的メリットについては、お金が絶対的に増え易いということです。また貯金をするほど、精神的な余裕ができるだけでなく、支出が減るなどのメリットが得られます。上手に使いこなせば、昔からよく言われる「お金がお金を産む」仕組みを作ることもできます。そして何よりも強調したいのが、貯金をすることで余計な支出が減るという点です。上手く説明しにくいですが、これは貯金のために節約できる。ということではなく、貯金をするおかげで節約できる。という話なのです。

 

節税制度を上手く利用する

 たとえば、貯蓄しながら税金が安くなる制度いわゆるiDeco(個人型確定拠出年金)なんかが、代表的なものといえるでしょう。もちろん人にもよりますが、節税効果は多くて1年あたり10~40万円ほどに及ぶ場合もあるといいます。ほかにも、ある程度貯金がある人であれば、生命保険などの保険に加入する必要もなくなります。そうなると、保険にかかる手数料を節約することもできますから、さらに家計がラクになる計算です。という訳でこれらのメリットを組み合わせるだけでも、多くて年間数十万円の支出を抑えることができるようになるのです。貯金のおかげで家計がラクになることによって、貯金が経済的に見て合理的だという証拠にもなるのです。

 

貯金は心とからだを健康にする

 貯金の効果は精神的に、そして肉体的も影響を及ぼすとされています。即ち幸せになりやすいとか長生きしやすいということです。銀行の調査機関でも「貯金がある=幸福」というデータがあるそうです。ようするに貯金が心の余裕を生み、幸福につながるというのは、ほぼ間違いないと考えてよいでしょう。逆にお金に対する欠乏感(けつぼうかん)には、さまざまな悪影響があることが分かっています。たとえば、お金の無い人は人間関係に苦労しがちであったり、学力が低くなりがちなどといわれています。なので、この様な問題を回避する上でも、貯金はとても重要なのです。

 

幸せな人は貯金にはまる

 さらに、幸せな人ほど貯金が得意という研究もあるそうです。恐らく、貯金をするほど幸せになれる。そして更に幸せになるほど貯金ができる。するとまた更に幸せになれる・・・。のように、貯金が幸福へのスパイラルに導いてくれると考えられているのです。確かにお金に対する漠然とした不安やストレスは、身体にも悪いことは間違いないでしょう。それになにより、貧乏な人ほど早死にするという傾向も証明されているようですよ。なので長生きしたいというのであれば、長生きする分だけ貯金を頑張らないとダメかもしれませんね・・・。

 

最後に

 近年、僕らの平均寿命は10年ごとに2~3歳ずつ伸びているという話もあります。老後の人生が伸びているということですから、今まで以上に未来への蓄えの重要性を真剣に考えなくてはなりません。貯金は経済的に見て合理的であるうえ、幸せにつながるシステムであり、長生きにもつながります。逆に言えば、貯金をしなければ、お金を損するとか、不幸になる。最悪は早死にする・・・。なんて可能性も無くはありません。そうならないためにも、一日も早く貯金をすることが最善の行動だと思います。