松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

生ゴミの腐敗臭に苦しむ季節到来

 

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 ようやく関西も入梅に入りそうな気配になりました。聞くところによると今年の入梅の遅さは、なんと60年ぶりだそうですよ。こんなに梅雨が遅れたら今年の暑い時期は、あんがい短いかもしれませんね・・・。ところでこの季節、自宅に帰ると排水口やゴミ箱からただならぬ悪臭が時折発生して鼻につくときがあります。冬場は、まったく気になりませんがこの梅雨時期から夏にかけては、まあまあ気になります・・・。恐らく原因は凄まじいスピードで食材を腐敗させる季節に関係があると思います。そこで今回は、そんな締め切った自宅に漂う生ゴミの腐敗臭について調べてみました。

 

家に漂う生ゴミ臭の原因と対策

 一日の仕事を終えて帰途に着くころ、締め切った自宅の玄関を開けたとたん。何ともいえない鼻を突く生ゴミの臭いが襲い掛かります。そして、一気に戦意喪失状態になってあんなにお腹が空いていたのに食欲ですら腐敗臭に奪いとられてしまいます。朝夕のあわただしい家事時間の中、つい生ゴミを放置してしまうと、日中家を空けている間に腐敗して悪臭の原因になってしまうのでしょう。特に夏場は衛生面も怖いですからね・・・。

 

濡らさないことで悪臭を抑える

 生ゴミの臭いを防ぐために一番大切なことは、ゴミをなるべく濡らさないことだそうです。三角コーナーなどの生ゴミ受けをシンクに設置している場合は、撤去することで悪臭は、劇的に改善されるといいます。三角コーナーに野菜の皮などを捨て、その上から味噌汁の残りなどを流してしまおうものならもう最悪です・・・。乾いていたはずのゴミに水分や塩分をたっぷり含ませてしまいます。これを放置すると、当然の事ながら、細菌や悪臭の原因になります。液体を含むゴミは排水口のバスケットで受けて、しっかり水気を切ってからゴミ箱へこまめに移すようにしましょう。その時、サランラップで包んで捨てたり、ポテチの食べ終わった袋などに入れて捨てても劇的に臭いが出なくなります。スーパーのスナックコーナーでは、お菓子の臭いなんかしないでしょ?そうなんです。あの袋は、臭いをピシャッと防いでくれる優れものなのです。

 

新聞紙や重曹でも臭いは防げる

 特に生ゴミの臭いが気になる夏場や、臭いのきつい青魚やカレーなどの料理を作ったときは、これから提案する方法で生ゴミ対策をしておくととても効果的です。最後にまとめて処理しようと思わず、調理を始めるときにちょっとした準備をしておくのがコツです。ラクチンで尚且つ効果が高いそうですよ。

 

  1. 調理を始める時にカウンターにいらない新聞紙や包装紙などを広げておく
  2. 調理中に出るゴミはこの紙の上に捨てていく
  3. 食後に皿をさげたら、残飯はこの紙の上に捨てる
  4. 最後に排水バスケットにたまったゴミをよく絞って更に追加する
  5. 重曹を大さじ1ぐらいを振りかけて、くるくるとたたんできっちり生ゴミを包む
  6. この状態でゴミ箱に捨てる
  7. 臭いのきつい時は、ラップやポテチの袋に入れなるべく密封して捨てる

因みに重曹には消臭効果があるそうです。なので夏場のキッチンでは重宝するかも・・・。それに新聞紙や包装紙が水分を吸ってくれるので、腐敗臭を防ぎます。

 

チョッと贅沢な生ゴミ処理機

 流行始めの生ゴミ処理機といえば、エコ派の人たちが堆肥(たいひ)づくりのためにバイオ式のものを利用することが多かったようですが、最近はマンション暮らしの人たちが熱乾燥式のタイプを取り入れて、ゴミの減量や臭い対策に活用することが増えてきているそうです。バイオ式は定期的に基材の交換をするなど、細やかな手間が必要なため、忙しい身では管理ができずに挫折する人も多い。それに、堆肥ができても狭いマンションでは特に必要とされません・・・。熱乾燥式は減量と臭い対策にはとても効果が高いのですが、夜中に高温で運転し続けるゴミ処理機の音と電気代が気になるところでもあります。狭いマンションでは罪悪感を感じてしまうかも・・・。今時なのは、環境型通風乾燥機 エアドライだそうです。これは熱を使って強制的に乾燥させるのではなく、風の力で水分を取り除く構造で生ゴミの容量が1/4になるようです・・・。

 

最後に

 生ゴミの処理を真剣に考え出すと、我が家もそうですが忙しい共働きにはさまざまな困難やジレンマが生まれてしまいます。それでもゴミはでるものです。とにかく臭いのが嫌ならば、チョッとした工夫やインターネットなどでの紹介記事を活用しながら、いろんな便利グッズを導入して我が家にあう生ゴミの処理方法を工夫してこれからくる臭い夏を乗り切りましょう。