松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

自分で気付かないダイエットの効果

 

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 今日の京都は、朝から断続的に強い雨に降られ続けました。おまけに風も強くて出勤時には強風でバイクごと転倒しそうになったくらいです・・・。それにしても湿度が、尋常じゃないですよね~。なんか一日中顔や体がベタベタの様な気がしてなりません。特に出勤前は、腹筋運動や腕立て伏せなどチョコッとだけ体を動かしてから出勤するので、このジメジメとした梅雨がさらにベタベタ感を加速させるのです。だいたい汗をかくほどの運動をしていないのにもかかわらず、少しずつベタつきはじめ合羽まで着るともう完全なるサウナスーツでの出勤になります。まさにダイエット通勤ですね・・・。

 

努力は人を裏切らない隠れた成果に迫る

 そこで今回は、夏に向けてそれなりに頑張ってダイエットをしているのになぜか体の変化が分からない・・・。と思っている人達に、チョッと元気の出るお話をしたいと思います。たとえば、体重が減っていないのに人から「痩せた?」と聞かれたらどう思います・・・?実は、体重計からは見えてこない隠れた運動成果というのがあるのです。

 

規則正しいおつうじ

 健康は身体の内側から始まるので、おつうじがよくなるのは、食生活の改善が効果を発揮している証拠となります。膨満感や、便秘、そして消化不良はすべて、消化器系が不調なサインと考えられます。これには腸内の悪い微生物の繁殖しすぎから、食物繊維や水分摂取の不足まで様々な原因があるとされています。膨満感や消化不良なく、平均1日1回のすんなりとしたおつうじがあれば、消化器系が健康になっている証拠なのです。

 

運動の目標が達成された

 体重が減ろうが減るまいが、なにか目標のためにトレーニングをしているならば、その目標をやり遂げることが達成感をもたらすはずです。たとえば、5kmを走ることができた。とか腕立て伏せが、100回できた。など諦めずに続ける事で目標を達成すれば、おのずと結果は付いてくるものです。

 

何となく幸福感が高まってきた

 精神的に健康になるほうが、体重の数値よりも大事だと思います。健康状態を測る上で最も重要なことのひとつは、自分がどのように物事を感じているかです。病気になることが少なくなった、穏やかで調和のとれた気分がしてきた、極端なな感情の起伏がなくなった、などがダイエットを通じて改善される事もあるのです。

 

細くなったウエストを実感

アメリカのスポーツ医学によると身体のサイズは成功の尺度と考えられています。なので体重よりまず、体のあちこちを実際に測ることが一番です。メジャーを使って、ウエスト、腕、脚のサイズを記録します。運動して筋肉が増え、脂肪が減るにつれて、引き締まってくるのがわかるはずです。こうして目に見え出すと断然モチベーションは上がるはずです。また洋服がなんとなく似合ってきます。

 

充分に睡眠がとれるようになる

 きちんと寝て、気持ちよく目覚めることも、健康状態を測るもうひとつの方法です。睡眠はコルチゾールのようなストレスホルモンを減らす、血糖値を調整するなど、健康のあらゆる面で重要な役割を果たしています。より多くの睡眠をとれるようになったらダイエットはそれだけでも成功です。運動を増やしたり食事を改善することでも、睡眠はもっとよくなるので注意深く観察しましょう。

 

薬を減らすことができた

あまりの不健康で医師から薬を処方されている人もいるかと思います。高血圧に糖尿病、高コレステロールのような慢性疾患を抱える人には、体重計の代わりに服用している薬の量を把握することを考えてみましょう。薬の量を減らすことができて、健康状態を上向けることができれば、成果が出てきている証です。

 

なによりメンタルが改善している

 健康とは、WHO即ち世界保健機関も提唱していますが、肉体面だけでなく精神面も含むものです。全般的な健康状態の改善の目安は、メンタルの健康度や働きから知ることができます。頭がぼんやりしなくなってきた、より明確に考えるようになった、不安やうつ病などの症状の軽減されてきた、そして重要なことに集中する心構えができるようになってきた、などがあります。メンタルが改善すると自尊心が高まり、美意識が芽生え、自分の身体に持つイメージもよくなり、食への執着や外見への心配がなくなっていきます。

 

最後に

 それに極めつけは、肌の輝きがなにより健康的になります。吹き出ものや、ウイルス性のできもの、そしてニキビはすべて体内のアンバランスや炎症の症状です。バランスの取れたヘルシーな食事、水分補給、十分な睡眠のすべてが肌に現れます。だから、健康状態を確認するために自分の顔を常にチェックしましょう・・・。という訳で以上のようにダイエットは直接的に体重を落すためのものではなく、様々な体の部位に現れるのです。単に体重が減らないから「もう辞めようかな~・・・。」と思わずに変わったところを探す事からはじめてみてはどうでしょうか。そうする事で辛いダイエットも長く続けられいつのまにか日常生活のルーティーンになるかもしれません・・・。