松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

とにかく100万円貯金を目指す訳

 

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 昨日は、玄関で伸びっ放しになっている雑草の手入れに奮闘しました。これって不思議なもんで、作業をやっているうちに「せっかくなのでココもしておこ・・・。」とか「どうせならココも・・・。」挙句の果てに「こうなったらココも・・・。」と植えこみの剪定までしてしまい。結局一日仕事になってしまいました。おかげですっかりきれいになったので何かの折に収穫できるかできないは別として、一度バジルでも植えてみようかな~なんて考えています。さて今回は、ひと声100万円の貯金について考えてみたいと思います。もともと持っている人は、別として貯金0円から100万円を貯めようとするとなかなか簡単に行かないと思います。たとえば、毎月使えるお小遣いを全部使っていた人が100万円を貯めるために毎月使う分を削り貯めるのです。これって自分で自分を搾取している感覚に似てるかもしれませんね・・・。しかし、この100万円貯金貯めると貯めないで大きく人生が左右するとしたらどうでしょう?

 

人生の明暗がはっきり別れる鍵?

 ひと声100万円という金額は、お金を貯める上で最初の壁といわれています。100万円の貯蓄がある人と貯蓄0円の人の差は、数年後には数百万円に広がっている可能性もあるのです。もし0円から頑張って100万円貯められたら、間違いなく人生が大きく変わるきっかけになるはずです。そんな100万円が持つ、驚きの効力を調べてみました。

 

微妙に使うのをためらわせる金額

 宝くじでもギャンブルでも、もちろんボーナスでも100万円が手に入ったら何に使いますか? ブランドのバッグ、旅行、大型家電etc・・・。といろいろ浮かびますが、「イヤイヤ、この100万円は、ここいちばん!ということにだけ使いたい・・・。」という気持ちになるはずです。それでは、10万円だったらどうでしょう? ワンピースとそれに合う靴を買って、帰りにちょっといいもの食べて・・・。などと、すぐに使い切ってしまうはずです。恐らく多くの人は100万円を1日で使い切るような買い物の経験がないと思うので、その使いみちに迷うはずです。なので、よく考えて使いたいからとりあえず貯金しておこう・・・。となるのが一般的考えでしょう。という訳で100万円は、微妙に使うのをためらわせる金額なのです。

 

とりあえずとっておきたくなる金額

 たとえば、手に入ったのが99万円の場合を想像してみましょう。定期預金を組むなら、間違いなくどこかから1万円を持ってきて、100万円にしたくなるはずです。100万円という金額は、キリがよくて何となくまとまり感があります。そういうまとまりを崩すのは心理的にイヤなものです。それに欲しいものが例え出てきても、「あの100万円は手をつけたくない・・・。」という心理が働くはずです。要するに100万円はとっておきたくなる金額という事です。全然お金がたまらないという人は、この100万円に到達する前にいつも使ってしまっているのではないでしょうか・・・? 

 

到達すると更に貯めたくなる金額

 100万円が貯まると、気持ちの中に貯蓄があるということの安心感を実感します・・・。もしも病気になっても、いざとなったらあの100万円がある・・・。病院にもいけるし食べ物にも困ることもない・・・。そんな気持ちの余裕を手にしたら、きっとお金を貯めるのが楽しくなって、更なる貯金に燃えるかもしれません。なので100万円は、もっと貯めたくなる金額という効力を備えているのです。だからこそ、100万円は貯蓄の最初の壁といわれているのでしょう。

 

五カ年計画のシュミレーション

 仮に、AさんとBさんがいたとします。AさんもBさんも、毎月3万円を積み立てていました。Aさんは、すでに100万円を持っていました。Aさんは、この貯蓄は取り崩さないと決めています。唯一、将来への投資でもある資格取得費用はここから出そうと考えていますが、入院などの緊急事態やレジャー費用などに備え、もう1つ別に貯蓄をしています。一方のBさんは、ようやく貯蓄を始めたものの、途中すぐで使ってしまうタイプです。Aさんがしっかり貯蓄を増やしているのに対し、Bさんは5年経っても現状を脱出できていません。という訳で100万円の差が、5年後には約230万円に拡大してしまいました。まさに「ありとキリギリス」のようなお話ですね・・・。

 

備えの貯蓄という考えを持つ

 Bさんは、月3万円の貯蓄を決意したまではよかったのですが、備えの貯蓄ではなくて、使うための貯蓄という意識が失敗の原因と考えられます。せっかく貯めても使ってしまうので、5年経っても一向に貯蓄が増えないのです。もし旅行や、お友達の結婚のお祝いなど、いずれ発生するであろう出費は、別にもうひとつの貯金をする習慣を持つと良いでしょう。金額は月5000円とか1万円とかできる範囲で良いと思います。

 

最後に

 自分はBさんに近いと思ったら、早速今月からでも貯金を始めましょう。お給料が入ったら、物欲が沸かないうちに3万円なり5万円なりを貯蓄用に取り分けましょう。そして銀行の自動積立や財形貯蓄を利用しましょう。この手の貯蓄は、気づかないうちに給与天引きで貯まるので効果覿面です。とにかく100万円を貯めるためにあの手この手と100万円目指して努力してみてはどうでしょうか・・・。