松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

人生のラストスパート微妙な出費と節約

 

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 昨日は、定休日でしたがビックリするほどの豪雨で家から一歩も出れませんでした。おまけに2階の窓を開けていたことをすっかり忘れていて部屋の中がボトボトになって大変な一日でした。それでも台風の直接的災害にあった皆さんに比べたら我が家の災害なんて災害のうちに入らないと怒られそうですね・・・。さて今回は、人生の第4コーナーをラストスパートするに至り、望ましいお金の使い方について考えて見たいと思います。

 

老後の出費と節約術

 老後の生活と聞くと、一般的なイメージとして子育ても仕事も終わって悠々自適の生活ができるものだと老人全員が余裕のある生活をするものとイメージしている人も多いでしょう・・・。しかし、全ての人の老後が悠々自適と言う訳には行きません。仮に余裕があるように見える老後の生活にも、実はうっかり見逃しがちなお金の落とし穴があるのです。それが現代の生活から切り離せない光熱・水道費携帯電話代そして生命保険料なのです。そしてこれらを見直すことで大きく出費の内容が変わるとされているのです。現時点でさえ、ついつい放置しているこれらの項目を見直すことで、月額数千円うまくいけば数万円の出費削減が期待できるはずなので、是非一度チェックしてみましょう。

 

見直すべき光熱と水道費

 まず意外なのが、電気代やガス代などの光熱費です。子育て中の大人数用の生活スタイルを変えないなど、様々な要因で高い料金を支払ってしまっていることが意外に多いのです・・・。たとえば、見逃しがちなのが、壊れていない事を理由に10年以上も古い家電を使い続けている場合です。同じ家電でも最近の家電は節約効果が高くなっており、買い換えるだけで年間1万円ほどの節約になることもあるそうです。とはいえ、電気・水道・ガスを使いっぱなしにしてしまっていれば、こうした努力も水の泡になります。日々の生活の中で電気・水道・ガスを使いっぱなしにしていないか気をつけるところから、まず節約を始めてみましょう。

 

見直すべき携帯電話代

 次なる見直しのターゲットは、携帯電話代です。何年も前に契約してから、一度も契約を見直したことがないと思い当たる人は、あんがい多いと思います。普段口座引き落としやクレジットカード払いで料金を支払っていると、自分がいくら支払っているのか分からないままになってしまいがちです。まずは面倒臭くても料金明細をチェックして、自分が何にいくら支払っているのかを確実に把握するクセをつけましょう。因みによくあるムダな出費は、定額で音楽をダウンロードできるサービスや有料動画アプリなど、普段全く使っていないオプションサービスの月額利用料を支払い続けていたというケースです。月額で数百円の出費でも、そうしたオプションサービスに複数加入したまま何年も経てば、無視できない金額になってしまいます。他にも、スマートフォンはお金がかかるはず・・・。と決めつけてガラケーにこだわるのも考えものです。たとえば、通話時間が長い人であれば、スマートフォンのほうが通話料金を安く抑えることが色々とできて、携帯電話代を削減できる場合もあります。その気になれば、格安SIMや格安スマートフォンの利用という手もあります。

 

見直すべき生命保険料

 さて、金額が特に大きな見直すべきターゲットはズバリ生命保険料です。そもそも生命保険は、もしものときに備えて必要な保障を確保しておくためのものです。必要な保障内容はライフステージが変化してゆくにしたがって変わるものですから、生命保険の契約内容も自分のライフステージに合わせて柔軟に検討し直すことが必要です。たとえば、子供が独立した家庭であれば、すぐにでも医療保障と死亡保障を見直す必要があります・・・。とにかく医療保障については、保障の種類が終身保障になっているかをチェックしましょう。死亡保障を特約の形で契約し、終身保障となっていないなどの場合は、80歳までなどで満期となってしまい、それ以後の保障がなくなってしまいます。

そうした場合は、特約を解約して終身保障の医療保険に加入し直すなど、一生涯保障を受けられるようにしましょう。その際、不要な特約があったり、入院日額が高いと感じられる場合は、加入先に相談して契約を変更することで、保険料を安く抑えることができるはずです。

また死亡保障については、子供が独立すれば高額な死亡保障は必要なくなります。不要な特約を解約するなどして、最低限葬儀代数百万円をカバーできる程度の契約内容に変更して、ムダな出費を抑えましょう。しかしだからといって、むやみやたらに出費を抑えようとして、見境なく契約内容を解約・減額してしまうのは禁物です。あくまでも家族や加入先と相談し、必要な保障内容を確認した上で契約を見直すよう心がけましょう。

 

最後に

結局のところは、コツコツ積み重ねて老後の生活のコストダウンが一番威力を発揮します。地味な作戦ですが、何かを購入した時の料金明細や契約内容をチェックすることで簡単に改善できるものばかりです。とにかく節約は諦めずにコツコツ積み重ねることが最善の方法かもしれません。なんだか面倒臭い・・・。と思わずにこまめな明細チェックや、家族や加入先に相談することを検討して、老後の生活のコストダウンを目指しましょう。そして節約した分、有意義老後の為に経費を使い完全燃焼を満喫してはどうでしょうか・・・。