松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

出世の鍵は仕組みの理解力にある

 

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 日に日に肌寒くなってきましたね。我が家もこの秋始めてお風呂を沸かしました。春と夏場はずっとシャワーだったので実に半年ぶりの湯船です。それでチョッと発見したのですが、睡眠の深さが違うんです。僕は、そもそもぐっすり眠れているはずなんですが、もっとぐっすりというか、深い眠りにつけた様な気がしました。そういえば湯船に浸かると体に蓄積された疲れが出て睡眠時にその疲労を補うべく深い睡眠に入れるというのを聞いた事を思い出しました。なので今朝は、スカッとした気分で起床することができた訳です・・・。さて話はコロッと変わりまして今回は、会社勤めをしていてふと感じる自分の評価について考えて見たいと思います。

 

期待されていないと思う瞬間

 誰かがこんな事を言ってました。「会社は、ゲームと一緒・・・」仕事即ちビジネスにはゲームの要素があるといいます。特に会社にお勤めのサラリーマンの場合は、スポーツと同じでルールが最初から決まっています。たとえば、自分が会社から期待されていない・・・。と感じるのは殆どの場合、そのルールを理解していないからだとされています。それに評価のルールは数字だけではありません。将来性やそれ以外のこともあります。もちろん中身は企業によってそれぞれ異なってきます。なので、会社のルールさえわかれば、自分に何が足りないのかもわかり、上手くいけばその対処法も見つかります。

 

実力をすべてのステージで発揮できますか?

 現場では優秀だったのに、昇進した途端にダメになる人がいるそうです・・・。その理由も、やはりここで言うところのゲームのルールを理解していないことに尽きます。まず、推測するに昇進の基準は、会社の中で大きく2回変わる・・・。と考えられています。評価の基準が変わるということは、即ちゲームのルールが変わるということです。まず最初に1回目の変化は、一般的に課長昇進時でしょう。そして一般企業の場合、課長になることで仕事の中心はプレーすることからマネジメントへと変わります。そして2回目の変化は部長以上に昇進するときと考えられます。課長までは、部下を把握し、彼らをうまく活かして数字を上げればよかったですが、部長以上になると、経営的・全社的な観点から事業を動かすことが求められます。なので恐らく評価基準は全く変わると考えるのです。

 

割り切れる人になる必要性

 また、部長以上の人事は会社の状況にも左右されるものです。よく聞くフレーズに「なぜあの人が?」というような人が、就任することがあります。たとえば、リストラを断行すべきときには、人付き合いが悪く、数字でドライに人を切ることができるような人が抜擢されたりするもんです。そこへさらに社内政治も関わってきますから、ルールは見えにくくなっていきます。そこで重要になるのが、社内の情報収集能力です。いかに社内に人脈を持ち、経営層が何を考えているのかを探る能力が必要になってきます。この情報を察知するスキルは仮に経営層から評価されずに出世コースから外れたとしても、転職や独立をする際にもきっと役立つので、身につけておいて損はないでしょう。

 

天職に越した事はない

 誰もが耳にしたことがある「天職」というのがあります。そしてその天職にはこんな定義があります。そもそも天職とは、三つの要素が揃ってこそその名を使えるといいます。

  • その仕事が好きである事。
  • その仕事が完璧にできる事。
  • その仕事の腕に需要がある事。

この三つが揃って真の天職なのです。現代における殆どのビジネスパーソンは、恐らく2パターン仕事をしていると考えられます・・・。たとえば、今の仕事が大好きで、その仕事もしっかりできるのに需要があまりないタイプと、仕事は問題なくできるし評判良く需要もバッチリあるけれどそもそもその仕事が好きではない・・・。ま~こんな感じの2タイプが、今の世の中に多く混在してると思います。だいたい好きで仕事ができない人に需要はありませんからね・・・。

  

最後に

 当たり前の事ですが、好きだけでは仕事は上手くいかないものです。ましてや機械と人が共存する中、ものを言わない機械とだけで仕事をするわけにもいきませんし、関わりたくない人と仕事をしなければならない事も沢山あります。そんな環境で自分のパフォーマンスを思い切り発揮するには、やはり会社というルールをよく理解する事です。そしてゲームを有利に運ぶことです。ボーっと流されているだけでは、時間がもったいないだけです。常に頭をフル稼働して次のステージに供えましょう。