松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

給料日前の金欠に苦しまない心得

 

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 年末年始は、クリスマスやお正月を大義名分に普段より財布の紐が緩みというか意図的に緩め散財するひとも多かったと思います。これは僕が思うにほぼ、どこの家庭でも大なり小なりあるでしょう。しかしこのツケは翌月、翌々月と確実にしわ寄せとして回ってきます・・・。現実、子供達のお年玉のように「自由に使って良いですよー。」的なものが無い限り、一般的な家庭では毎年この繰り返しだと思います。

更に買い物をクレジットカード決済していると各クレジット会社の〆日にもよりますが、翌々月すなわち忘れたころに目の冷めるような請求が来る破目になります。これって金額によっては、血の気が引くほどビビることがあります。そこで今回は、月末や金融機関からの引落し後の通帳を観た時にビビらないようにするにはどうしたら良いかを考えて見たいと思います。

 

給料日直前のスリリングな日々からの脱出

 僕の周りでは、給料日から1週間も経たないうちに翌月の給料日を指折り数えて待つ人がいます・・・。当然給料日前になると多かれ少なかれ使えるお金がなくなってくるものです。予定外の支出があったり、僕の場合は年末の給湯器ぶっ壊れ事件ですが・・・。ちょっとムダ遣いしてしまったりなどなど・・・。給料日までお金が足りない!とついついあわててしまうもんです。そんな給料日前に使えるお金がないというスリルとサスペンスを味わうだけで済まず危機的状況に陥ります。なのでそんな給料日前の金欠ピンチを乗り切るための心得を2020年の今年こそは身につけたいものです・・・。

金欠の人が考える極力お金を使わない暮らし

 当たり前の話になりますが、給料日まで使えるお金が少ないという過程で考えるとするならば、とにかくお金を使わない生活を心がけるのが一番です。まず、飲み会やレジャーなどは一切断りしましょう。そもそも急なお誘いに、どうしても参加しなくてはいけないものはま~ありません。それに断るときも普通に「今月はお金がピンチだから、また誘って下さい。」と、断るもよし「先約がありますので、次の機会に・・・。」などハッキリ断ることが上手く断るコツです。給料日前にお金が足りなくなることは誰にでもあることですから、恥ずかしがらず正直にいえば人間関係に亀裂が入ることはまずないと思います。

 

問題は生きて行く為の食費

 そうはいっても無視できないものもあります。僕達は当然の事ながら食べなければ死んでしまいます。なので食費はどうしても必要になってきます。そこでこれをいかに削減するかが、給料日までを乗り切れるか否かを大きく左右するところなのです。という訳で最初にスーパーマーケットの使い方を考えてみましょう。そもそも買い物へは必要な時以外行かないと決める。行く場合は買うものを決めてから出かけ事にする。そして店内をウロウロと徘徊せず目的のものだけをピンポイントで買う。を徹底しましょう。

 

冷蔵庫内は画像でチェック

 まずは冷蔵庫や冷凍庫、ストックしてある食材を買い物へ行く前に確認しておきます。予めスマートフォンに冷蔵庫内を各パートごとに写真を撮っておけば、仕事をしている人であっても休憩時間や通勤時間に買う食材や生活必需品などをチョイスしたり献立をゆっくり考えられます。当然、材料からレシピを検索できるアプリなどを利用すれば、レパートリーが少ない人でもなんとかなるものです。

但し、ここで注意しないといけないのが、レシピをそのまま作ろうとする行為です。レシピ通りそのまま作ろうとすると足りない調味料などが出てきてたり作りたい量に誤差が生じます。なので、参考にするのは食材の組み合わせ方とイメージだけにしておきましょう。後は実践を重ね料理の腕を上げればいいだけです。

 

衝動買い癖のある人は外出しない

 衝動買い癖のあるタイプの人は外に出ない工夫をするのが、効果的です。このタイプの人は外出するとお金を使うことになりがちなので、外出するエネルギーを家の掃除や部屋の片づけに使うよう心掛けてみましょう。そうする事で未使用のももや1度も着ていない衣類も採掘でき、整理即ち「断捨離」もできてしまいます。それに、普段あまり片づけていない引き出しなどを掃除すると、忘れていたお金やクオカードに図書券などが出てくることがあるものです。最近あまり着ていないジャケットやコートのポケットから、お札や小銭が出てきたりしたら思い切り得した気分になりますよね・・・。

 

ちりも積もれば山となる作戦

 今どきはポイントも非力ながら家計の戦力になります。給料日前にお金が足りなくなることは、一般的にはあるあるの話です。よほどキッチリ家計管理ができている人以外、予算オーバーはいつ起こってもおかしくありません。そこで、そんなときこそ念の為的に備える習慣を身につけておくのも対策のひとつだと思います。もちろん予備費として予算を確保しておければいいのですが、余裕が少ない家計の中ではなかなか難しいものです。そこで、すぐに現金化できるものをコツコツ貯めておくのです。まずは各種カードなど使用時に貯まるポイントです。1ポイント単位で買い物に使えるものもありますから、日頃の買い物ではガッチリ貯めておき家計が厳しくなったときに使うのです。余裕があるときは500円玉や百円玉などを貯金するというのも、ひとつの方法です。残金が厳しくなったときは、ここから使うようにするのです。例えていうならオープンへそくりですね・・・。

 

ミニマムな貯金

 極端にならない程度に細かく節約すると、給料日前でピンチなときもあまり買い物をせず乗り切れます。もちろん節約だけでなく、稼ぐという方法もあります。定期的に断捨離を兼ねて使わなくなったものを面倒臭がらずフリーマーケットやリサイクルショップで売ったり、アンケートサイトなどで地味に稼ぐことも考えましょう。そして稼いだお金は家計とは別にしておくのです。小さな金額のお金は財布の中へ入れてしまうと紛れてしまいますが、貯金箱などで貯めておくと困ったときは以外にも助かる貯金になっていたりするものです。

 

最後に

 あと、給料日までのお金が少なくなっても絶対にやってはいけないことをひとつ肝に銘じておきましょう。それは、クレジットカードでの買い物、キャッシング、カードローン、総合口座の自動借り入れです。仮にこれらを利用すれば、すぐにお金が足りない状況からは解放されます。しかし、それは来月以降に先送りするだけの付け焼き刃です。低金利の今日でさえ、ビックリするような利息を取られます。なのでどんなに大変でも、とにかく頑張って給料日までを残金で生活する努力と工夫をしてみましょう。それに一度やってしまえば、「何とかできる」という自信もつきます。そこで前述したミニマム貯金が、威力を発揮するのです。そのありがたみを感じると次から予備費を用意しておこうという気持ちにもなるはずです。苦労してやり繰りすることは、今後の家計管理に大いに役立つに違いないので興味があるなら是非トライしましょう。