松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

貯金の得手 or 不得手を分析してみた

 

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 それにしても暖冬のせいか無茶苦茶寒い日というのが、我が町京都には中々訪れません。寒がりの僕にとっては、凄くありがたい話ですけどね・・・。さて今回は、またまた貯金のお話です。ためになる人にはきっとためになるのでサラッとでも読んでみて下さい。そこでいきなり本題ですが、貯金を一般的に考えた場合、生活していく上でとても大切であり、逆に借金はアウトという認識が世の常だと思います。しかし、その事をただ知っているのと、それができる事はまた別の話です。

さすがにもうぼちぼち貯金をしなければ・・・。給料日前の金欠でひもじい日々を過ごすのはイヤ・・・。など人には言えずこっそり悩んでいる人もそれなりにいると思います。不肖僕自身も若かりし頃は 、何年もの間その問題に苦しめされてきたうちの1人といえます。貯金が大切なことは充分に分かるのに、思い通りに貯まらないという悩みも同時に存在します。そこで今回は、そんな貯金の悩みを今までと違った切り口から考えたいと思います。

 

貯金ができないのには理由がある

 貯金ができない理由を考えた時、その原因が、能力がないとか、頭が悪いとか、根性が足りないというのは、大いなる見当違いで貯金とはまったく関係ありません。実際に能力があっても、頭が良くても、根性があったとしても、貯金ができない人はできないものです。そもそも能力が低く、頭が悪く、根性がない人でも貯金ができる人は沢山いるのです。つまりは、能力や、頭の良さ、根性などは、貯金には必要ないものなのです。という訳でこれらは、貯金とは無関係と考えてよいでしょう。
 
そもそも、生まれながらにして貯金ができる人なんているんでしょうか・・・。どちらかと言えば、人はもともと貯金ができないことの方が、当たり前なのかもしれません。要するに、貯金の能力は、すべて後天的であり即ち後から身につけていくのが自然だと考えるべきなのです。つまり、貯金は訓練しだいで、誰でも後から身につけることができるという訳ですね・・・。そうなると気になるのが、やはり貯金ができる人と貯金できない人の違いです。いったい何がどう違うのか、もう少し詳しく掘り下げていきましょう・・・。

 

思考パターンの違い

 貯金上手な人と貯金下手な人の違いのひとつに、思考のパターンが考えられます。もともと貯金上手な人は貯金下手な人と比べて、考え方が少し違うことが、心理学や経済学の研究によって証明されているようです。貯金上手な人の思考パターンの代表的例としては、未来の事を想定する傾向にあるといわれています。更に経済学の研究によれば、未来のことを身近に感じる人ほど、貯金が上手という説もあるのです。他にも、貯金上手な人は日常の習慣を重視することも分かっています。また、人生は同じことの繰り返しと考えたり、人生は習慣の積み重ねだと考えた人ほど、貯金が上手になったことが分かっています。なので、これらの話を裏返すと、貯金が下手な人は未来のことを軽視したり、習慣を軽視する傾向があるのかもしれませんね・・・。

 

環境が大きく影響する 

 貯金上手な人と貯金下手な人の違いのもうひとつは、その人の環境と考えられます。貯金上手な人は貯金下手な人と比べ、明らかに貯金しやすい環境を作っていることが分かっています。そして貯金上手な人の環境として代表的なのは、積み立て貯蓄を使っている人ほど貯金が早いということです。ある実験で積み立て貯蓄に似た制度を使うことによって、貯金のペースが大幅にアップした。という結果も出ています。要するに使いたくないお金は、使えなくしてしまえばいいだけなのです。些か強引な発想ではありますが、効果はバツグンのようですよ・・・。また、貯金上手な人は自分に貯金を促すように自らプレッシャーをかける技を知っています。従って意志の弱い人は上手に、周囲からのプレッシャーを使うのが貯金の早道かもしれませんね。前述でも触れましたが、貯金が下手な人は使いたくないお金を、いつでも使える状態にしているケースが多いようなので、一日も早く対策を考えるべきでしょう。

 

最後に

 自分はどうして貯金ができないのだろう・・・。とか思ってみたり、時には誰々さんはなぜ、あんなにラクラクと貯金をしているのだろう・・・。と考えてみる。これらの原因を紐解いて見ると、行き着くのはやはり思考のパターンと環境です。しかし残念ながらこの思考や、環境は目に見えません。それ故に、気づき難い違いとも言えるでしょう・・・。もし自分が貯金下手だと思っているのであれば 、この記事を参考に、是非貯金上手な人の仲間入りを目指してみてはどうでしょうか・・・。