松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

噂の車折神社に行ってみた!

 

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 先月29日は娘の卒業式でした。その前日は予行演習で、一昨日本番を迎えたそうです。今世間を騒がせているコロナウイルスの影響で卒業式が、各クラスでの放送による式になり、おまけに大勢での打ち上げも自粛を促され本当にかわいそうでした。とにかく一日も早く収束することを願うばかりですね…。上の写真ですが、本当にコロナウイルスの影響で嵐山に人がいないのか渡月橋を渡ってみた時のしゃしんです。

 

 

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 この写真は、渡月橋の北側です。

 

 

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 北行きのメインストリートもこのすき具合です。中国人の団体客が、いないということで日本の観光客がそこに目をつけ観光に来ているとの噂ですが、本当のところよくわかりません…。

 

芸能人の願掛けスポットは女子だらけ

 さて今回は、京都市内にある車折神社を紹介したいと思います。カブでの引率にショートコースを下見しようと思ったのですが、当日はあいにくの雨模様だったので急遽打ち合わせを兼ねて昼ご飯を友人と食べることにしました。久しぶりに「王将」の味噌ラーメンとレバニラ炒めが食べたくなり、速攻で昼食場所が決まっちゃいました。やはり食べたい時に、食べたいものを食べると満足感がいつもの倍くらいになりますね…。しかしながら、さすがに王将では打ち合わせができなかったので食後のコーヒーをと思いうろうろ徘徊をしていたところ、突然友人が、「コーヒーの前に車折神社に前から行ってみたかったので行きません?」と申し出がありました。場所も近くだし急遽そうすることにしました。僕は全然知らなかったのですが、その神社は芸能人の夢を叶えることで有名な神社ということで食後の運動がてら参拝することにしました。

 

車折神社IN芸能神社

車折神社のご祭神は、清原頼業公(きよはら よりなり)だそうです。清原頼業公ですが、平安時代後期の儒学者で天武天皇の皇子である舎人親王の御子孫にあたり、一族の中には三十六歌仙の一人である清原元輔、その娘、清少納言らの名も見られたとか…。清原頼業公は大外記の職を24年間も任め、和漢の学識と実務の手腕は当代無比といわれ、晩年には九条兼実から政治の諮問にあずかり、兼実から「その才、神というべく尊ぶべし」と称えられた程だったそうです。

清原頼業公は平安時代末期の1189年(文治5年)に逝去され、清原家の領地であった現在の社地に葬られ、廟が設けられました。やがて清原頼業公の法名「宝寿院殿」に因み、「宝寿院」という寺が営まれたそうです。この寺は室町時代に至り、足利尊氏によって嵐山に天龍寺が創建されると、その末寺となりました。
また、清原頼業公は生前、殊に桜を愛でられたのでその廟には多くの桜が植えられ、建立当初より「桜の宮」と呼ばれていましたが、後嵯峨天皇が嵐山の大堰川に御遊幸の砌(みぎり)、この社前において牛車の轅(ながえ)が折れたので、「車折大明神」の御神号を賜り、正一位(を贈られこれ以後、この神社を「車折神社」と称するようになったそうです。それにしても普通そこでそんなものが折れたら時代背景的にもそんな称号が貰えそうに無いと思うんですけどね…。

ご利益としては、清原頼業公のご学徳により学業成就・試験合格はもとより、特に、「約束を違えないこと」をお守り下さる霊験あらたかな神様として全国的に強い信仰があるようです。たとえば、商売をしている人においては、様々な約束事や契約が守られることにより、集金(売掛回収)が滞りなく進み、経営が都合よく運ぶ御加護(商売繁昌・会社隆昌)がいただけるそうです。同様に一般の家庭においても、お金のやり繰りが都合よく運び、生活が豊かになり、お金に不自由しない御加護(金運・財運向上)がいただけるそうですよ。更には恋愛・結婚においても、様々な約束事や誓いが守られ、順調に成就・進行する御加護(良縁成就・恋愛成就)がいただけ、ご社頭には遠近からお参りする人々が絶えないそうです。その他にも、厄除け・交通安全など、どのような願い事に対しても車折大神様は願う人全員の約束を違えずにご利益をお授け下さるそうです。

それと、芸能神社ですが車折神社の境内社の一社で、昭和32年に他の末社(本社に付属した神社)より御祭神・天宇受売命(あめぬうずめのみこと)を分祀(ぶんし)創健した神社だそうです。天宇受売命が芸能・芸術の祖神として古来より崇敬されるゆえんは、日本神話で有名な神話の一つで、天照大御神(あまてらすおおかみ)が弟である素戔鳴尊(すさのおのみこと)の行いを逃れ、天の岩戸にお入りになり固く扉を閉ざされたためにこの世が暗闇になったあのお話です…。 
その時、天宇受売命が岩戸の前で大いに演舞(神楽舞)され、天照大御神の御神慮をひたすらにお慰め申されたところ、大御神は再び御出現になり、この世は再び光を取り戻した…。ということです。

ご利益としては、あらゆる芸能・芸術の分野で活躍する人たちにチャンスが訪れることで強い信仰があり、芸名・ペンネーム・劇団等の団名を記した朱塗りの玉垣が訳4千枚以上奉納されているそうです。ちなみに奉納料は、1枚: 13,000円 で掲載期間が申込日より2年間だそうです。驚くべきこだわりとして字体を統一する為、担当職員が1人で書いているそうです。なので掲載までに約2ヶ月の待機時間が要するそうですよ。
車折神社ホームページより抜粋

 

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 嵐電側から見た車先神社です。

 

 

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 見よ!この迫力決して居酒屋メニューではありません。

 

 

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 あちらこちらに女子が出没…。

 

 

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 この日も暖かく梅がとてもきれいでした。

 

 

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 右手に見せるのが車折神社内にある芸能神社です。

 

 

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 ピンからキリまでの芸能関係者が、訪れているという芸能神社です。

 

 

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 熱心に撮影していたので僕も負けずに後ろから撮影してみました。 

 

 

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 ちなみに本人も来られるそうですが、マネージャーなど関係者が本人に代わって玉垣を申し込む場合もあるそうですよ…。

 

 

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 車折神社駅です。駅から徒歩5歩です。

 

 

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 駅側から見た感じは、こんなのです。

 

 

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 ガラガラの駅から見た嵐山方面

 

 

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 で、これが静まり返った逆側です。

 

 

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 普通なら「車折」くるまおれ?としか読めませんよね。僕だけやろか…。

 

 

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 遺跡のようなこま犬です。なんとなく可愛いですよね…。

 

 

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 このこまいぬは、「阿吽」の」「阿」」だけしか存在しませんでした。ということは女子のこま犬しかいないことになりますね。

 

 

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 と、こんな感じでぐるぐると参拝してきました。 そして帰りに改めて最近リノベーションしたばかりの千代原口にあるマクドナルド→マックカフェに行きようやく打ち合わせとなりました。