松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

人助けから見える表と裏

 

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 今日は、夕方から予報通り天気が崩れました。普段はバイク通勤の僕も久しぶりに車で出勤することにしました。いつもならそれなりに交通量のある国道9号線ですが、ひょっとして今日、道路封鎖されてるの?みたいな感覚にとらわれるほど車がほとんど走っていませんでした。「みんな自宅待機頑張ってるな~…。」と改めて感心させられました。しかしながらこの状況下で緊急事態宣言の延長は、いろんな不安を 僕たち国民にもたらしています。もちろんコロナウイルスを撲滅するためには、必要な自粛だと確信していますが、その一方で経済的不安は、取り除けません。そんな中、人のために何かしてあげようとする人達の動きも沢山伝わってきます。ただ、全てが純粋な奉仕の気持ちだけではない部分も見え隠れしている気もします…。

 

非常事態時に困る人と潤う人

 今の情勢は、人よると有事だと言います。いわゆる戦時下ということですね。そんな中、様々な企業や団体、有名アーティストにプロアスリートはたまたインフルエンサーの人たちに至るまで様々な角度から応援や支援をしています。しかし、その一方でそうでなさそうな感じを受けることがあります。たとえば、びっくりするような価格をつけて使い捨てマスク販売する人もいます。もちろん流通の過程で仕方なくそうなる場合もあるでしょう。ただ、そうではなく「今なら、これくらいの値段を吹っかけても買うやろ!」という思いから高額な価格設定をしてるとしたら少し残念な気がします。それとすでに始まっている「特別定額給付金」に絡む詐欺もすでに警察で確認されていると聞きます。経済的にとても困っている人々がいる中、私腹を肥やすが如くなり振り構わず稼ごうとする人もいるもんですね…。

 

魔が差す瞬間

 考えるに全ての人たちが真面目に正直者であるのが一般的に、理想の社会に思えるのですが、実際のところなかなかそのような訳にはいかないようです。最初はとても些細なことから物事は始まります。たとえば、自分的にやり過ぎたと思った行動があったとします。しかしそれは意外にもそうでなかったり、思ったより相手が傷ついていなかったりと「意外と問題ないな~…。」と思い出した瞬間から悪魔が心に入り込んでくるのかもしれません。

もちろん僕自身も若気の至りで一つや二つや三つや四つ五つや六つくらいしたかもしれません。しかし分別ができる年齢になり、家族ができたりすると必然的に相手の立場になって考えるようになります。ただ、善意ではなく悪意に満ちた形で相手の立場になって考えるようになる人がそれなりに居るのも事実です。問題なのは若気の至りを通り越してこうなった場合です。そうなったら相当頑張らないと心の中から悪魔は追い払えないと思います。なのでいい大人になったら魔が差す時、すなわち一瞬でも心に開いた隙間に悪魔を入れないことです。最悪入れたとしても消化してなくなるくらいの最小限に留めておく必要があるのです。

 

最後に

 とかく世の中には、人の弱みに付け入る人もいれば、弱者を装い善良な人たちを騙す人たちもいます。そんな人たちもどうかせめて「若気の至り」期間中に満了していただきたいものです。そしてこの乱世の世の中を「ONETEAM(ワンチーム)」で切り抜けたいものですね…。