松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

貯まるor貯まらないの法則を考える

 

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savings

 今日からほとんどの会社が、今年最初の出勤というところも多いのではないでしょうか・・・。僕は、くどいようですが1月3日が初出勤でした。体はすっかり日常生活のリズムを取り戻し、年末年始がかなり前のようにも思えます。そういえば、今年は平成最後の年であり、新年号の元年でもあります。そしてあまり歓迎できませんが、消費税10%の年でもあります。こんなプレミアム感のある年に婚姻届を出す人が、多いそうです。特に新年号月である5月1日に届けを出すカップルが、僕の周りにもいます。そうなるとせっかくなので普段から挫折ぎみの貯金なんか、始めてみるなんてどうでしょう。なかなかきっかけとしては、いいタイミングだと思いますけど、どうでしょう・・・。そこで今回は、もし5月1日から貯金にトライした場合、できるタイプとできないタイプの両方から考えて見ることにしました。

 

年収を意識せずに貯蓄を始めよう

 まず第一に言い訳の筆頭になる年収について考えて見ましょう。貯蓄の多い少ないは、収入に完全に比例するものでは無いと思うことが重要です。単純に収入が多いから貯まる。もしくは、収入が少ないから貯まらない。という訳ではないのです。現に収入が多くても貯まらない人は沢山いますし、収入が少なくても貯まる人は沢山います。また、真面目や几帳面な性格でなくても、貯まる人もいるのです。ということで、お金が貯まる人と、お金が貯まらない人とは、いったい何がどう違うのか 、真剣に考えて見ましょう。

 

自分の消費金額が身の丈に合っているのか

 収入の多いor少ないではなく、実は、お金の使い方が本当に身の丈に合っているかどうかが、一番のポイントと考えます。要するに収入未満での出費であれば、抑えた分全てが貯金として貯まります。逆に収入以上に出費をすれば、超えた分全てが赤字になります。そもそも人は、収入に応じて生活をします。なので出費は、額面ではなく「比率」なのです。それでも、ついつい年収が低めの人は、出費を抑えようという意識が働くと思い、年収が多い人は、あらゆる出費が多めになり、トータルの出費も上がりがちなのです。なので年収の高い人は、お金が沢山入ってくる余裕から貯蓄をするという意識が薄れ、いつの間にか全部使い切ってしまうケースが多いので、逆に高額所得者の方が要注意かも知れません。いずれにせよこれからする事は、自分の収入をリアルに把握し、そして貯蓄を確保できるだけの出費に留める事を意識しましょう。そうして身の丈に合ったお金の使い方を心掛けましょう。そうする事で、確実に貯められる人になれるはずです。

 

鶏が先か卵が先かではなくどちらかひとつと考える

 貯まる人は、先に貯蓄を確保して、残りで生活する。そして、貯まらない人は、先にお金を使って、余ったら貯蓄する。という傾向にあります。もう分かってきたと思いますが、是非、先に貯蓄を確保することを意識しましょう。とにかく収入を全部使い込んでしまわないように、もし勤務先に積み立て制度があれば財形貯蓄を始めるなども検討するのもひとつの方法です。もしくは、銀行で自動積立を始める、お給料が入ったら一部を別の口座に移すなど、どんな方法でもいいと思います。鶏が先か、卵が先かと答えをはぐらかすのではなく先に貯蓄をする仕組みが絶対!と決め直ぐに実行する事が大切なのです。

 

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その出費合計が本当に為に成るかを見極める

 毎日のチョッとした出費が、積もり積もって1カ月あたり数万円になっていることも時にはあるのでしょう・・・。もしくは毎日、なんとなくコンビニに寄って500円程度使っていると、1カ月間で1万5000円となり、気が付くと1年間で18万円もの出費になります。18万円あれば、余裕で海外旅行にも行けてしまいます。たとえば、自分が取りたい資格の勉強にお金がかかったとしても、長い目でみたら自分の成長につながり、収入アップの可能性もあります。また見方を変えれば、自分が楽しみにしている年に一度の小旅行などがたとえ3万円掛かったとしても、1年間で3万円です。またそれでがんばろうという気持ちになるのであれば、1年間で3万円は、安いものといえるでしょう。要するに、1回1回の支払金額ではなく、1カ月単位、1年単位、10年単位など、長い目で見て、その出費は意味があるのかと考えてみることがとても重要なポイントなのです。無駄な出費を防ぎ、そのうち収入もアップする時が訪れ、気が付くと筋金入りの貯まる人になっているかもしれません。

 

最後に

 新年号元年のこの年、少々こじつけ的な感じがしなくもありませんが、せっかくなので是非貯蓄を始めてみましょう。今回の貯まる人と貯まらない人の決定的な違いを頭の隅に入れながら、5月1日から、貯まる人をめざして僕と一緒に頑張ってみるのはどうでしょうか・・・。