松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

日本でガンが増えた最大の原因とは

 

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人生それなりに長く生きていると友人や知人もちろん親戚に至るまで何かしら病気で入院したり、交通事故で亡くなられたりと決して他人ごとではない災いが降りかかってくるものです・・・。特に病気の中で「がん」は様々な意味でリスクの高い病気と言われています。そんな「がん」について改めて考えてみる事にしました。因みに母も最後にかかった病気が「がん」で亡くなり、父も高齢ではありますが現在「がん」を患っています。なのでつい「このままいくと僕もかな~・・・。」なんて思ったりしてしまいます。そこで今回は、専門的ではなく「がん」ついて浅く調べてみました。

 

そもそも「がん」ってどういう病気なのでしょう

生涯で2人に1人がかかると言われる「がん」。でも、知っているようで、知らないことも多いのではないでしょうか。そこで、がんに関する記事をそれなりに読み、素朴な疑問も書いてみました。わずかではありますがいざというときに備えて、知識を蓄えておきましょう。

 

無秩序に増殖して転移する性質のものを「がん」と呼ぶ

大人であれば「がん」が怖い病気であることを知らない人はまずいないと思います。しかし、がんがどんな病気なのか、みなさんはどれくらい知っているでしょうか。がん細胞は、正常な細胞の遺伝子がいくつも傷つくことによって起こると考えられているそうです。正常な細胞はまわりの状況に応じて分裂・増殖していき、やがて適切な段階で増殖が止まります。そうやって生物は、健常な臓器や組織を形づくり、適切な機能や秩序を保っているのです。

 

 

体の中で増え続ける「がん」

しかし、遺伝子が傷ついて発生した異常な細胞は、まわりの状況とは関係なく無秩序に増え続けます。それがやがて大きくなって、腫瘍(できもの)を形成するのです。ただし、異常な細胞が腫瘍をつくったとしても、それだけでは「がん」とは言えません。まわりの正常な組織に染み込むように広がり(浸潤)、血管やリンパ管などの流れに乗って他の臓器や骨などに飛び火(転移)する性質のあるものを、「がん(悪性腫瘍)」と呼ぶのです。腫瘍ができたとしても成長がゆっくりで、飛び火しないものは悪性腫瘍とは言わず、「良性腫瘍」と呼ばれます。

 

 

大きくなると命が奪われる可能性

では、なぜがんが大きくなると、命が奪われるのでしょうか。その第一の理由は、臓器の機能が破壊されてしまうからだそうです。たとえば、肺にできた腫瘍が大きくなると、呼吸困難になります。大腸の腫瘍が大きくなると腸閉塞を起こし、おならや便が出なくなって、嘔吐や腹痛が起こります。白血病など血液のがんでは、異常な細胞が増えるために正常な血液がつくれなくなり、貧血、発熱、出血など様々な症状が出ます。また、がんが進行していくと正常な細胞にとって必要な栄養をがん細胞が奪ってしまうので、筋肉がやせてしまい、体重が大幅に減少して、体力が落ちてしまいます。これを「悪液質」と呼ぶそうです。このように、がんになると臓器の機能が奪われ、体も衰弱してしまうため、命を落としてしまうのです。

 

 

日本人にがんが増えた一番の要因とは?

1980年頃からがんは日本人の死因1位で、死亡者数も増え続けているそうです。しかし、がんが増えた一番の要因は高齢化です。遺伝子の傷つきが蓄積していくので、年を取れば取るほど、がんになりやすくなるのです。日本人にがんが増えたのは、日本人が長寿になった証でもあるわけです。

2位から7位まで

2位:心疾患

3位:肺炎

4位:脳血管疾患

5位:老衰

6位:不慮の事故

7位:腎不全

など、人間は様々な要因で亡くなります。

なのでこれからは、がんばかりをいたずらに怖がるのではなく、適切な知識を持って心がまえをしておくことが大切だと言えるでしょう。

 

 

最後に

なってしまったら仕方ないですが、出来ればなりたくないですね・・・。がんは、とても辛い病気と聞きます。僕は、暑さ、寒さに弱いだけではなく痛覚も敏感なので今日からあらためて日々健康に感謝し病気にならない様、心掛けたいと思います。

参考資料: 知っておきたいがんの基礎知識 (国立がん研究センターがん情報サービス)