松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

睡眠途中にふと目覚める時の解決法

 

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気持ちよく寝ている時「また睡眠中に起きてしまった……明日早いのに・・・。」と、就寝中に目覚めてしまって、その後寝つけなくなる人は意外に多いと聞きます。僕の場合は幸い一度眠りに着くと途中目覚める事は、あまりありません。そこで睡眠途中で目覚める方に耳寄り情報です。なんと、 少し工夫するだけで、誰でも翌朝スッキリと目覚められるようになると言う技があるそうなんです・・・。

 

 良い中途覚醒と悪い中途覚醒の違いとは

そもそも就寝中に目が覚めることを専門用語で「中途覚醒」と言うそうです。そしてその中途覚醒なるものは、必ずしも悪いものではなく、その逆に、良い中途覚醒というのもあるそうです。そしてその良いとされる中途覚醒と悪いとされる中途覚醒ですが、眠りを妨げる要因は、どのタイプの中途覚醒なのでしょうか。

 

良い中途覚醒

目覚めてしまったけれど、そのまますぐに眠ってしまって、翌朝もすっきり目覚められて、日中も過度の眠気無く、終日快適に過ごせる状態。

 

悪い中途覚醒

目覚めてしまって、寝つけずついつい時計やスマートフォンを見て、変に目が覚めてしまった。もしくはトイレに行き、喉が渇いたからと水を飲んで、そのあとまた眠りにつこうとした時。そしてその後なかなか眠れず、翌朝の寝起きも悪く、日中に過度の眠気がある状態。

 

 

誰もが睡眠中に覚醒しているかもしれない

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良い中途覚醒なら、睡眠課題ではなく、むしろ自然な睡眠状態と言えます。というのは、誰もが睡眠中の覚醒を経験しているからだそうです。人は寝始めてから、ノンレム睡眠の1234と深くなり、その後4321と浅くなって覚醒時と似た脳波のレム睡眠が出現します。そしてまた、ノンレム睡眠の1234と深くなって、その後浅くなる睡眠周期を繰り返し、徐々に浅い眠りが多くなり朝を迎えるのです。この、ノンレム睡眠やレム睡眠などの切り替えのタイミングで、人は気づかずに実は覚醒していることがさまざまな研究でわかっているのです。でも、気づかずに自然にその後眠っているので、例え覚醒していたとしても、睡眠満足度が高いことが多いのです。

 

 

例え目覚めても騒がず直ちに眠る

良い中途覚醒では、確かに起きてしまった・・・。という自覚はあります。ですが、悪い中途覚醒のようにゴソゴソと活発な動きをしません。要するにたとえ、睡眠中に目覚めてしまっても、ゴソゴソせず直ちにおとなしく再度眠ることが一番大切なのです。

 

 

リラックスしてゆっくり呼吸を繰り返す

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起きてしまったあと、ついスマートフォンや時計を見たりすると、覚醒度が上がり、どうしても体温や血圧が上がって、その後なかなか寝つけなくなることがあります。もし目覚めてしまっても、スマートフォンや時計は見ず、おとなしく呼吸を整え、自然に眠りにつくのです。たとえば、仰向けになり目を閉じて、全身の力を抜いて、口からため息のように息をすべて吐き出します。その後反動で鼻から自然にスッと息を吸い込み、充満させて2秒キープします。その後、また体の力を抜きながら、口からハー・・・。と全て吐き出します。これを6回ほど繰り返すと効果が得られるそうです。

 

 

トイレに行きたくなっても無視しする

腎臓などの臓器に疾患のある方以外は、途中で起きてしまったあとトイレに行きたくなっても、一度無視して眠ることに意識を向けてみましょう。通常、睡眠中は覚醒時よりも膀胱に尿を溜めることができ、また抗利尿作用があるため、トイレに行きたいと思わないそうです。ですが途中で目覚めてしまい、覚醒方向に体の状態がシフトしてしまえば、利尿作用が働きトイレに行きたくなってしまいます。しかし、このとき、再度すぐに寝付くことができれば、膀胱にさらに尿を溜めることができるようになるので、漏れることは無いと言います。ただし、眠れない眠れないと覚醒時間が長くなるほど、利尿作用が強く働き、入眠が難しくなることもあるので、慣れないうちはトイレに立つのも問題ないと思います。このとき、できる限り覚醒しないよう、廊下を歩くときは靴下を履いて、廊下やトイレの電気はつけずに用を足しましょう。

 

 

最後に

これで中途覚醒は必ずしも悪いものでは無いと言う事が、何となく理解できたかと思います・・・。なので、もし睡眠中に目覚めてしまっても、慌てず、すぐに寝つくことに意識を向けて、再度眠りにつけばこれからもし、睡眠途中の目覚めに遭遇しても悩まされる事は人によっては無いでしょう・・・。