松村堂

気になることは、気にとめる事にしました。

中性脂肪を上げずにすむお酒の飲み方

 

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 僕は、350ml缶ビールをほぼ毎日飲んでいます。これは僕にとって至福のひと時なのです。だからといって不思議な事にこれ以上飲みたいとも思わないのです。ただ外で飲む時は、別ですけどね・・・。それでもお酒が原因で太るなんてのは、何が何でも避けたいもんです。

 

お酒と肥満の因果関係

 ところで、そのお酒と肥満の因果関係についてですが、年末年始未だ酒席が続くこの季節。中性脂肪が気になる人は少なくないでしょう・・・。ただ適量の、アルコール料なら中性脂肪は言うほど上がらない事は、周知されているところです。

そもそも中性脂肪とは、エネルギー源であるブドウ糖が不足した場合、それを補うためのエネルギー源です。 太る、太らないは総摂取カロリーの問題であり、酒の成分だけでなく、お酒といっしょに摂る食事やおつまみとの関係で考えないといけないのです。

 

アルコールの得意技である食欲増進作用

 だいたいアルコールには食欲増進作用がある為、食べ過ぎによる肥満のリスクにも警戒が必要です。仕組みとしては、体内に取り込んだエネルギーが余った場合、肝臓で中性脂肪が合成され、皮下脂肪として蓄えられます。 このように中性脂肪は人間の体になくてはならないものですが、肝臓で増え過ぎれば脂肪肝になるリスクが高まり、皮下組織で増え過ぎれば肥満につながる事を肝に銘じましょう。

 

お酒は悪ではない

 一般的に、アルコールが中性脂肪を増加させる諸悪の根源のように言われることがありますが、実際には少し違います・・・。専門医曰く、アルコールを大量に摂取すると中性脂肪を増やすことにつながる事は確かのようです。そしてアルコールの飲み過ぎが、アルコール性脂肪肝を引き起こすことも間違いないようです。しかし、アルコールは、適量を守って飲めば害にはなら無い事も事実なのです。適量までなら、むしろ血中の中性脂肪値や脂肪肝などにいい影響を及ぼすそうです。

 

最後に

 それでも、若い頃とは基礎代謝量が全然違うのでやはり考えて飲食をする必要がありますね・・・。因みに基礎代謝量は通常、子供のころから成長するに従って高まり、なんと早くも10代をピークに加齢と共に低下するのです。それに基礎代謝におけるエネルギーの多くが筋肉で消費される為、筋肉量が多い人ほど基礎代謝量は高くなります。なので中性脂肪を下げる意味でも、適度な運動により筋肉を維持し続けることで基礎代謝を維持し、エネルギー消費の多い太りにくい体質を作ることができるのです。肥満を避けるには、「飲食を控えるより筋力を付ける」です。